ラボにおけるERESとCSV【第8回】

2015/08/14 施設・設備・エンジニアリング

望月 清

はじめに
第6回連載「CSVの基礎」において図1を用いて「CSVの基本形」を説明し、第7回連載「リスクマネジメントの運用方法」において「初期リスク評価」を以下の様に説明した。
» 初期リスク評価によりバリデーションアプローチ(バリデーションの進め方)を決
         める。

» 初期リスク評価は以下の3項目により行う。

●システム重要度評価
(患者への安全性、製品品質、規制へのリスク)
●システムリスク評価
(ソフトウェアのカテゴリ分類、システムの規模・複雑さ・斬新性)
●供給者リスク評価

本第8回連載において、下記の順でバリデーションアプローチの策定方法を説明する。

●ソフトウェアカテゴリ分類
●構成設定とパラメータ
●カテゴリ混在の例
●カテゴリ1の検証
●バリデーションアプローチ
 



図1 CSVの基本形

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執筆者について

望月 清

経歴 合同会社エクスプロ・アソシエイツ代表。
1973年山武ハネウエル株式会社(現アズビル)入社。分散型制御システム(DCS)を米国ハネウエル社と分担開発。2002年よりPart 11およびコンピュータ化システムバリデーションのコンサルテーションを大手製薬会社にご提供。2009年より微生物迅速測定装置の啓蒙普及に従事。2014年5月より現職。
※このプロフィールは掲載記事執筆時点での内容となります

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