製薬会社MRとは一体何か?【第21回】

大失態!?MR時代に先生からお叱りをいただいたエピソード
GMP Platformへの寄稿も21回目となりました。
塩野義製薬のMRとしてキャリアをスタートし、その後コントラクトMR、ヘルステック企業を経て起業。現在は医療系人材紹介会社を経営しながら、YouTubeチャンネル「にしまファーマ」を運営しています。
今回のテーマは「MR時代に医師に怒られたエピソード」について。
MRとして医師の先生に情報提供を行うなかで、失敗やトラブルは避けて通れません。
今回はその中でも先生を怒らせてしまった2つの体験談を通して、MRという仕事のリアルをお伝えできればと思います。
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■エピソード1:「空気読めないの?」の一言で凍りついた瞬間
これは普段あまり怒ったりしない先生を怒らせてしまった話です。
ある外科系の先生を担当しており、その先生は普段は優しく薬の話聞いてくれる先生でした。
当時は新薬が出たばかりということもあり、情報提供を行いたく、何度も面会をお願いしていましたが、なかなかお時間がとれなかったのですが、ようやくすれ違いざまに立ち話ができそうなタイミングがありました。
しかし、その日はたまたま救急対応の直後だったようで、先生の様子は明らかに慌ただしく、疲れ切った様子。
なんとなく話しかけてはダメな雰囲気は感じとっていたものの、私は「なんとしても先生に伝えなきゃ!」と焦ってしまい、パンフレットを差し出してしまいました。
その瞬間、先生が一言。
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