面白エピソードからみる輸送物流【第2回】

さて筆者はTACTと呼ばれる東京エアカーゴ・シティ・ターミナル (Tokyo Air Cargo City Terminal ; TACT) - 千葉県市川市原木にあった航空貨物(生鮮食品と医薬品を除く)の通関業務・保管・搬出入のための上屋で研修(?)となったのですが、当時、成田空港発着の航空貨物(生鮮食品と医薬品を除く)は、すべてTACTで通関、航空機搭載用のパレット組、コンテナ積み、ブレイクを行っていて、各Air Freight Forwarder(航空貨物混載事業者)はこのTACTに事務所を構えていました。

会社の通関部署での研修(?)でこの市川市原木に通う事になったのですが、当時は西船橋駅からTACTへのバスが出てたために、葛西からは非常に通いやすく通勤ラッシュもない快適な通勤が始まりました。

皆さんは通関時にはInvoiceが必要になる事は知っていますか?
貨物は人間と違ってしゃべることが出来ないので、税関に「このような商品を他国に送ります」と輸出する側が作成する書類です。
発送元、発送先情報といった国際配送に必要な情報はもちろん、商品・数量・金額・取引条件・出荷地・着地などの項目が記載されており、インボイスを見れば荷物がどのようなものか、またどこから発送されてどこに着くのかということが一目でわかるようになっています。
通関時にはこのInvoiceの品目を統計品目番号(とうけいひんもくばんごう)で分類して分ける事により、輸出入の統計、関税率を決めるのですが、統計品目番号をまとめた本(正式な名前は忘れました)を見ながら、インボイス上の品目に統計品目番号を記入していくという業務を任されました。
って右も左も分からない新入社員にやらす事か!!!!!!!
と心の中で悪態をつきながらやっていました。

が実際は輸出の場合は輸出ライセンスが絡むなど特別な場合以外は、あくまでも輸出品目の統計を取るために統計品目番号を割り振りするのであって、特に少額申告(20万1,000円以下)となると簡易申告扱いになるので、多少間違えても実害が無かったのです。
何にしろこの業務をやることにより統計品目番号(H.S.Code)とは何かが分かったので、以降現在に至るまで非常に役に立っています。

どのように現在、役に立っているかとなると現職では製薬会社から治験薬などの輸出入を委託される事もあり、治験薬を担当している部署の方は貿易業務に慣れていない場合が多いのです。
また、温度管理を行う状況で小ロットの輸送となるので定温BOXを使用して輸送するのですが、通関をスムーズに行うために情報を事前に送るのですが、HS Codeによって関税が変わる場合もあるので、通関時に使うHS Codeを海外に確認してもらったりするのですが、HS Codeとはどんなものかと説明させていただくときに、非常に分かりやすく説明が出来ています。

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