【第24回】デジタルヘルスで切り拓く未来

未来の医療アクセス
「未来の医療アクセス」
●要旨
近年、医療アクセス困難が発生しつつある中で、大阪・関西万国博覧会に未来の姿を見つけることができます。パーソナルモビリティによって移動のサポートだけでなく移動を諦めずに暮らすことができるでしょう。電動バスの自動化など公共交通も移動だけでない機能がもたらされることが期待できます。もっと未来のモビリティを活用することで、医師が家にやってくる、自動運転による搬送など新しい時代の医療が実現できるでしょう。
●はじめに アクセス困難の時代をどう解決するか
皆さんは病院やクリニックへどうやって行きますか。いつもの移動が叶わなくなる可能性をどう考えていますか。ここ数年、集落が消滅し、公共交通の運営が厳しくなるニュースは絶えません。町おこしや移住促進をしたとしても、人の奪い合いだけに見えます。関係性人口を増やすことが有効なようにも見えるのですが、住んでいる人からすれば、買い物はもちろん医療については生命線の問題です。
通院に使うバスが無くなったらどうしましょう。自分で運転していくのが厳しい状況もかもしれません。訪問や往診を依頼しようにも、医療従事者の数とのバランスが悪くなれば、必要な医療を受けられなくなる可能性があります。確かに国民皆保険制度を背景にコンビニ受診等の行動の問題はあり、セルフメディケーションという手段も未だうまく機能していません。MaaSのこれからとヘルスケアに注目する必要があるでしょう。万博に何かヒントがあるか探ってみました。。
<図表> オンラインファーストの先に進む
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