米国FDA/Review of Bio-INDs by OGD (MAPP 5210.5 Rev.2)

2016/10/26 ニューストピックス

10/25付で米国FDAから「Review of Investigational New Drug Applications (Bio-INDs) by the Office of Generic Drugs」と題する“MAPP (Manual of Policies and Procedures 5210.5 Rev.2”が発出されています。
 
ここで言う“Bio-INDs”とは、OGD (the Office of Generic Drugs) に提出されるBioavailability (BA)  或いは Bioequivalence (BE) 試験の申請のことで、OND(the Office of New Drugs) に提出される通常の治験申請 (INDs:investigational new drug applications) とは区別して審査するということでの今般の改訂のようです。
 
あくまで米国FDA職員の内部マニュアルですが、企業として知っていれば対応も楽になります。
関係企業にあっては、下記URLからダウンロード可能ですので、ご参照ください。
http://www.fda.gov/downloads/AboutFDA/CentersOffices/OfficeofMedicalProductsandTobacco/CDER/ManualofPoliciesProcedures/UCM079593.pdf
 

執筆者について

古田土 真一

経歴

GMDPコンサルタント(Pharmaceutical Quality Science Advisor)

1979年より田辺製薬(株)(現田辺三菱製薬)にて合成探索研究、プロセス・工業化研究、CMCプロジェクト開発、治験薬QA、コーポレートQAを歴任。2008年より武州製薬(株)にてQA/QCの管理監督。2009年より中外製薬(株)にて治験薬・医薬品のQA業務・品質システムを改革推進。2013年よりアステラス・アムジェン・バイオファーマ(株)にてCMC・Supply Chain・QAの長として業務構築。2015年より三井倉庫ホールディングス(株)にてヘルスケア製品の事業開発アドバイザーとして業務構築。2015年9月より (国立研究開発法人) 国立精神・神経医療研究センター/トランスレーショナル・メディカルセンター臨床研究支援部アドバイザーとして医薬品開発を、また2022年11月からジェダイトメディスン(株)の品質アドバイザーとして医薬品上市を支援中。
医薬品の開発から上市・保管・流通までを品質の側面から一貫した経験を活かし、GMDPコンサルタントとしてGood Practicesの支援依頼に対応中。

※このプロフィールは掲載記事執筆時点での内容となります

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