QCサークル活動とGMP【シリーズ-3】

 シリーズ―1,2では、QCサークル活動の基本とQCサークル活動の進め方について述べてきましたが、今回は品質管理の基本である「QC的ものの見方・考え方」について解説します。
 
1.総合的品質管理(TQM)とは
 TQMとは、デミング賞委員会では以下のように定義しています。
【主文】顧客の満足する品質やサービスを適時に適切な価格で提供できるように、企業の全組織を効果的・効率的に運営し、企業目的の達成に貢献する体系的活動。
 1987年に第7回品質管理国際会議が東京で開かれた際、日本のTQMの特徴を次の10項目にまとめ、世界に発表しました。
 (1)経営者主導による全部門、全員参加のQC活動
 (2)経営における品質最優先の徹底
 (3)方針の展開とその管理
 (4)QC診断とその活用
 (5)企画・開発から販売・サービスにいたる品質保証活動
 (6)QCサークル活動
 (7)QCの教育・訓練
 (8)QC手法の開発・活用
 (9)製造業から他業種へ拡大
 (10)QCの全国的推進活動 
 *品質管理(QC)はQuality Controlの略であり、Quality Checkではありません。
 

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