業界雑感 【2020年3月】

 一か月前にある程度の予想はしていたつもりだったが、数週間の間に欧米諸国が新型コロナウィルスの感染拡大の中心地になってしまうとは思いもよらなかった。今回のコロナウィルスによるパンデミックが終息(少なくとも収束)する見通しすら立たないように思えるのは、潜伏期間中にも感染力があるらしいこととそれを判定する簡易な検査システムがないことに加え、有効な治療薬がないことが最も大きい要因と感じている。
 外出自粛で特にすることもないままテレビを観ていると、日々関連情報が伝えられている。報道でもたびたびあり、ここであれこれ言うのもはばかられるが、医療保険制度について最近少し勉強する機会があったので改めてテキストを引っ張り出してみたところ、日本中に感染症病床が1841床しかなかったということに多少驚かされた(2016年10月現在)。
 改めて厚生労働省のHPをみてみると平成31年4月時点で
 特定感染症指定医療機関     4医療機関(10床)
 第一種感染症指定医療機関    49医療機関(91床)
 第二種感染症指定医療機関    351医療機関(1,758床・結核病床除く)⇒合計1,859床

執筆者について

経歴 ※このプロフィールは掲載記事執筆時点での内容となります

連載記事

コメント

コメント

投稿者名必須

投稿者名を入力してください

コメント必須

コメントを入力してください

セミナー

eラーニング

書籍

CM Plusサービス一覧

※CM Plusホームページにリンクされます

関連サイト

※関連サイトにリンクされます