製薬会社MRとは一体何か?【第22回】

MRをやっていると発生するヒヤリハット

GMP Platformで22回目のコラム執筆となります。

私は塩野義製薬のMRとしてキャリアをスタートし、その後コントラクトMR、ヘルステック企業を経て起業。現在はYouTubeチャンネル「にしまファーマ」を運営しながら、医療系人材紹介会社の「にしまファーマ株式会社」を経営しています。

今回は、MR時代に多くの医師と関わる中で見えてきた「MRをやっていたら一度は経験するヒヤリ・ハット」についてお話ししたいと思います。

MRは医薬品の情報提供を通して医療に貢献する職種ですが、医療現場のすぐそばにいるからこそ、時に“背筋が凍りつく瞬間”に立ち会うこともあります。今回はそんなエピソードを2つ、お届けします。
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①説明会のお弁当でのヒヤリハット

これは以降の私の人生で入念に準備する癖をつけた出来事です。

ある日某クリニックで説明会をさせていただくことになり、お昼の12時スタートで予定していました。

その日はドクターだけでなく、看護師や事務の方も参加されると聞いており、お弁当10個あれば足りると思いますと事前に事務の人に確認を取っていました。

「参加予定10名とのことでしたので、念のため12個用意しておきますね」

そう所長に報告し、申請したうえで自信満々で手配したお弁当。エリアでは有名な老舗のお弁当屋さんのコスパと味のバランスで選び抜いたやつを用意しました。

当日、早めにクリニックに到着し、スクリーンの設置、資料配布、弁当とドリンクの配置…など完璧に準備できたと思いつつ、今か今かと始まるのを待っていました。

そして説明会開始直前。

 

 

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