「マラソン」第3回

6 いざ『京一』へ
膝が治ってからも走り続け、そして冬場も比較的、雪が少ないところを走り続けていた。
その時間を過ごす中で、約70キロの京都一周トレイルを一度で制覇する『京一』をするために考えたことは次のとおりである。

① 始発で伏見稲荷大社に向かい、日が落ちる前に嵐山にゴールしたい、そのために日が長い時期で行う。(夏場、雨の時期は避ける。走り終わった次の日は足が動かない可能性もあり。)
② 持ち物をどうするか。(水分、栄養、ケガした時のケアなど、走った後の着替え。お金(小銭)など)
③ 靴はどうするか。
④ 途中寄って水分や栄養を補給するところは。
 

まず、①だが、実施時期はゴールデンウイークとした。
これであれば、日も長く、気候もよく、そして次の日も休める。

次に②だが、途中コンビニなどで補給するとして、水分は1L程度(500mLのポリの飲料容器『フラスク』を使用。)、軽食(パン・おにぎりなど)、小銭(自動販売機用)、バンドエイドなどのファーストエイドキットと呼ばれるもの。帰りは周りの方には申し訳ないけどそのままの恰好で、バスの隅っこに立ちながら帰る予定とした。

トレイルランニングの時には欠かせない、ザックとフラスク

③は、トレラン用の靴を購入し、使っていたのでそれを履くことに。

左はマラソンシューズ、右はトレランシューズ、
若干ラグ(溝、凹凸)が深い

最後に④は、道中の補給場所としては、
伏見稲荷大社は出発して大文字山を下りたところのコンビニ(20キロ弱地点)
比叡山を下りたところの大原のコンビニ(35キロ地点)
鞍馬付近(自動販売機など、40キロ強地点)
高雄・清滝付近(自動販売機など約55キロ)が主なところである。
後半はコンビニがなく大原のコンビニで多めに食べ、携行食も買うこととした。

そしていよいよ京一へ。
2017年4月29日、最初の山登りから約1年と2カ月が経過していた。

 

 

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