後悔しない設備投資のための経済性評価【第1回】

1.はじめに

 グローバル化と情報技術により、ビジネス環境の変化は従来にも増して高速化している。経営の不確実性は増加し、企業は、投資に対して慎重な検討が必要になっている。投資の大小を単体で見るだけではなく、他の投資計画との整合性、他社との比較による投資の正当性、さまざまな不確実な事柄に対するリスク評価など、多様な視点から投資評価をおこなう必要がある。また、ステークホルダーへの説明責任の観点からも、投資の評価方法、評価指標、投資実施の判断基準など、科学的な投資評価の整備が重要になっている。

 投資評価は、投資の技術評価と経済性評価に分かれる。本連載では、投資の経済性評価を中心に、簡単な事例を交えながら解説をおこなう。連載で述べることは、既に古くから知られた事柄ではあるが、投資による価値の創造と企業価値の増大をどの様に理解し評価するか、あらためて考えるきっかけとなることを願っている。

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