「モノづくりの君へ」【第9回】

【第9回】
1.明日、貴君の作っているモノ(仕事)がなくなったらどうする?
 1)幹部・管理者の仕事とは・・・・・・・
  『現状改革と問題点解決の連続である』
   &30秒以内に問題点を3つ言えない幹部・管理者は・・・・クビ!
 2)幹部・管理者の仕事行動基準 
2.工場や組織を危うくする7つの大罪
  その1『在るもの』はみとめる姿勢
3.工場や組織を危うくする7つの大罪
  その2「物事は意識しないままに必ず軸がブレていく」
 
 前回まで生産事故の対処の仕方やそのマネジメントについて述べてきたが、今回から「幹部・管理者」の職場・現場の実践的マネジメントの実施例や注意すべき点を若干の復習を交えつつ述べる。
 
1.明日、貴君の作っているモノ(仕事)がなくなったらどうする?
 半導体関係の仕事に就いた筆者の当初は時計の急速なデジタル化の時期であり、有名時計メーカーとのビジネスが最初であった。そこではあっという間に時計はデジタルに変わり機械式時計とそのメーカーが淘汰されていくのを目の当たりに見た。(時計ばかりでなく、電子楽器も計算機などエレクトロニクス商品全体が)
 技術革新により現在では当時とは比べ物にならないほど早く貴君が今やっている仕事がなくなることがあるのだ。近年では、カメラ・カーナビは今のままではスマートフォンに吸収されてしまう。トヨタも日産も電気自動車時代になればなくなるかもしれない。自動車キットを組み立てるだけで出来てしまうからだ。技術革新だけではなく、経営戦略でも同じことが起こる。(あの大液晶メーカーが大きな工場を建て、我が世の春を謳歌していたのはたった7年前のことなのだ)
 余談だが、筆者のような半導体関係が、数十年前仕事が少なくなり、数回会社から自宅待機になったことがある。当初下っ端のこともあって、みんな平日ゴルフができると喜んでいたが、幾度も続くと、平日やることもなく、またご近所の人から「どうして昼間自宅にいるのか」と(思い込みかもしれないが)言われて恥ずかしく居たたまれず、復帰したときはホッとしたものである。
 そして会社が吸収合併したり、潰れたり、貴君の仕事がなくなることは、「ある朝突然」「日経新聞の朝刊」で知ることになるのである。
 決して会社から事前に幹部・管理者に知らされるわけではないのである。
 そのためには、トップの経営戦略は重大であるが、会社を支える30代40代の幹部の貴君たちが日々、会社でもモノづくりでも「問題点解決」だけではなく「現状改革」に励まなければならないのである。

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