【第23回】デジタルヘルスで切り拓く未来

ニュー・ホスピタライゼーション
「ニュー・ホスピタライゼーション」
●要旨
大阪・関西万国博覧会がスタート。テクノロジーショーケース、ビジョンが示される機会をどう活用するかを考えます。デジタルヘルスを絡めてパビリオン等を取材しながら、視点を紹介する連載をはじめることにします。今回は、医療と医療機関の未来をテーマとし、先進的な医療の背景にあるより良いホスピタリティへの気づきを促します。芸術との接点や多様性への工夫などたくさんの発見が会場にありました。
●はじめに 開幕した万博に何を見るか
色々なご意見や期待のあるなか、大阪・関西万国博覧会(以下万博と記載します)が始まりました。医療機器やデジタルに関する展示会がしばしば開催されるインテックス大阪の隣の島「夢洲」が舞台です。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」ですから、ヘルスケアに関係が深いものと気づきますが、本質は「いのち」を中心にして様々なことを考えることです。
技術展示やビジョンなど地球の全てを巻き込んでの開催です。ワクワクしていますか。確かに、チケットシステムのUIや各種整備の遅れなど課題はたくさんありますが、半年のロングラン開催の中で「進化する」ことを期待しています。筆者は神戸在住という地の利を活かして、なんでも見て回ることにしました。これから半年程度は本コラムに万博に関する内容がしばしば登場します。テーマを決めて紹介していきますので、よろしくお付き合いください。
<図表> ホスピタルの未来
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