5/6付のFDANewsが「Medicare Saved Billions Over Six Years on Skinny-Labeled Generics」と題する記事を掲載しています。
4/30付のAnnals of Internal Medicineに掲載された「Estimated Medicare Part D Savings From Generic Drugs With a Skinny Label」と題する調査論文の要約ですが、「スキニーラベリングのジェネリック医薬品の競争により、メディケアは約146億ドル節約された」というものです。
ちなみに、「スキニーラベリング（Skinny labeling）とは、ジェネリック医薬品メーカーが、先発医薬品が承認されている適応症のすべてではなく一部の適応症の承認を求めること」を言います。
正直なところ、私も今回初めて知りました。
関係者および興味のある方は、下記URLのニュース記事をご参照ください。
- 5/6付FDANews「Medicare Saved Billions Over Six Years on Skinny-Labeled Generics」
- 4/30付Annals of Internal Medicine「Estimated Medicare Part D Savings From Generic Drugs With a Skinny Label」
執筆者について
古田土 真一
経歴
GMDPコンサルタント（Pharmaceutical Quality Science Advisor） 1979年より田辺製薬(株)(現田辺三菱製薬)にて合成探索研究、プロセス・工業化研究、CMCプロジェクト開発、治験薬QA、コーポレートQAを歴任。2008年より武州製薬(株)にてQA/QCの管理監督。2009年より中外製薬(株)にて治験薬・医薬品のQA業務・品質システムを改革推進。2013年よりアステラス・アムジェン・バイオファーマ(株)にてCMC・Supply Chain・QAの長として業務構築。2015年より三井倉庫ホールディングス(株)にてヘルスケア製品の事業開発アドバイザーとして業務構築。2015年9月より (国立研究開発法人) 国立精神・神経医療研究センター／トランスレーショナル・メディカルセンター臨床研究支援部アドバイザーとして医薬品開発を、また2022年11月からジェダイトメディスン(株)の品質アドバイザーとして医薬品上市を支援中。
医薬品の開発から上市・保管・流通までを品質の側面から一貫した経験を活かし、GMDPコンサルタントとしてGood Practicesの支援依頼に対応中。
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