厚生労働省/特定芳香族アミンを含有するタール色素の管理値設定について

2024/03/22 ニューストピックス

3/22付で厚生労働省医薬局医薬品審査管理課から事務連絡「タール色素(赤色219号、赤色220号、赤色225号、赤色227号、赤色401号、赤色504号、かっ色201号、黄色205号及び黒色401号)における特定芳香族アミンの管理値設定(自主基準)の発出について」が発出されています。

『今般、日本化粧品工業会から、別添のとおり、タール色素(赤色219号、赤色220号、赤色225号、赤色227号、赤色401号、赤色504号、かっ色201号、黄色205号及び黒色401号)における特定芳香族アミンの管理値を設定する自主基準を制定した旨の連絡がありましたので、お知らせします。』
とのことです。 

筆者の管轄外の化粧品関係ですが、GMP Platform読者の中には関係者も多い (最近は製薬会社も化粧品事業に参入していますし)と思い、情報としてお伝えしておきます。

関係者および興味のある方は、下記URL(2つ挙げていますが、掲載サイト違いだけで内容は同一です)の事務連絡をご参照ください。
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/uploaded/attachment/175530.pdf
https://www.pref.shiga.lg.jp/file/attachment/5461129.pdf

執筆者について

古田土 真一

経歴

GMDPコンサルタント(Pharmaceutical Quality Science Advisor)

1979年より田辺製薬(株)(現田辺三菱製薬)にて合成探索研究、プロセス・工業化研究、CMCプロジェクト開発、治験薬QA、コーポレートQAを歴任。2008年より武州製薬(株)にてQA/QCの管理監督。2009年より中外製薬(株)にて治験薬・医薬品のQA業務・品質システムを改革推進。2013年よりアステラス・アムジェン・バイオファーマ(株)にてCMC・Supply Chain・QAの長として業務構築。2015年より三井倉庫ホールディングス(株)にてヘルスケア製品の事業開発アドバイザーとして業務構築。2015年9月より (国立研究開発法人) 国立精神・神経医療研究センター/トランスレーショナル・メディカルセンター臨床研究支援部アドバイザーとして医薬品開発を、また2022年11月からジェダイトメディスン(株)の品質アドバイザーとして医薬品上市を支援中。
医薬品の開発から上市・保管・流通までを品質の側面から一貫した経験を活かし、GMDPコンサルタントとしてGood Practicesの支援依頼に対応中。

※このプロフィールは掲載記事執筆時点での内容となります

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