QCサークル活動とGMP【シリーズ-5】

 シリーズ-1,2、3、4では、QCサークル活動の基本とQCサークル活動の進め方、QC的ものの見方・考え方、GMPとHACCPについて述べてきましたが、今回はGMPとQCストーリー(問題解決手順)について解説します。
 
1.問題解決の基本3ステップ
 職場の問題を解決する手順の基本は、以下の3ステップです。
  (1)現象把握・問題発見

現象を正しく捉え、問題発見を行う。すなわち問題を問題として発見する能力を養うことが第1ステップです。

  (2)因果探究

現象の本質を事実に基づき論理的に追究を行う。すなわち問題の真因を追究する能力を養うことが第2ステップです。

  (3)対策・評価

真因への適切な対策を実施し問題を解決するとともに、活動の振り返り評価を行う。すなわち対策を実施し効果を確認する能力を養うのが第3ステップです。

 
 このように問題解決の基本は、問題を問題として発見すること、問題の真因を追究すること、真の原因に手を打って効果を確認し、同時に過程を振り返って評価し必要に応じて再問題化することといえます。
 

執筆者について

経歴 ※このプロフィールは掲載記事執筆時点での内容となります

連載記事

コメント

コメント

投稿者名必須

投稿者名を入力してください

コメント必須

コメントを入力してください

セミナー

eラーニング

書籍

CM Plusサービス一覧

※CM Plusホームページにリンクされます

関連サイト

※関連サイトにリンクされます