厚生労働省/医療用医薬品の供給不足に係る適切な情報提供について

12/18付で厚生労働省医政局経済課から医政経発1218第1号~第4号「医療用医薬品の供給不足に係る適切な情報提供につい」 が発出されています。
 
医療現場で使用される医療用医薬品が円滑に供給されないことは、医療の提供に支障を来たす恐れがあることから、医療用医薬品の安定的な確保は、医療用医薬品に関わるすべての主体が果たすべき社会的責務です。』として、
『医療用医薬品の回収・欠品・出荷調整等による医療機関・薬局で必要な量の医療用医薬品が供給できない又は恐れがある場合に対して、製造販売業者等(製造販売業者だけではありません)が必要な情報を円滑に提供すること』の依頼です。
 
ということで、日薬連に加えて、日本医師会・日本歯科医師会・日本薬剤師会にも通知されています。
 
GMP Platform読者の中で直接関係する方は少ないかと思いますが、医薬品の安定供給は医薬品関連企業の使命のひとつでもありますので、情報としてお伝えしておきます。
 
なお、医薬品に関わる者として、このCOVID-19禍の中での医薬品供給不足は医療従事者への支援・協力に相反する行為と言わざるを得ません。
逆に言えば、COVID-19以外の疾病に対する医薬品供給という行為を通じて陰ながら医療従事者の支援・協力することが、現時点で可能な医薬品に関わる者の使命と信じています。
 
詳細については、下記URLsの通知をご参照ください。
 
l12/18付厚生労働省医政局経済課「医療用医薬品の供給不足に係る適切な情報提供について
https://www.db.pref.mie.lg.jp/db/user_upload_file/k080060/81/20201218_4903_5_file.pdf
 
l12/21付日薬連発第823号「医療用医薬品の供給不足に係る適切な情報提供について
http://www.toku-seiyakukyo.jp/data/drug_news/2020/1_1608512410503.pdf
 

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