厚生労働省/医療機器に係る物流2024年問題等により生じうる課題と対応策について

2023/12/19 ニューストピックス

12/14付で厚生労働省医政局医薬産業振興・医療情報企画課から医政産情企発1214第 1号「医療機器に係る物流2024年問題等により生じうる課題と対応策について」が発出されています。

『我が国では、働き方改革の一環として労働基準法(昭和22年法律第49号)を改正し、時間外労働の上限を法律に規定し、令和元年4月(中小企業は令和2年4月)から適用している。自動車運転の業務においては、時間外労働の上限の適用が5年間猶予されているが、令和6年(2024年)4月以降、特別条項付き36協定を締結する場合の年間の時間外労働の上限が年960時間となる予定である。自動車運転の業務に係る時間外労働の上限規制等の見直しに伴い生じうる、いわゆる物流2024年問題により、医療機器業界にもその影響が及ぶ恐れがある。
ついては、物流 2024 年問題により医療機器業界に生じうる課題と対応策について下記のとおり取りまとめたので通知する。』
とのことです。

関係者および興味のある方は、下記URLの通知をご参照ください。
https://www.pref.kagawa.lg.jp/documents/40168/r051214sanjoki1.pdf

 

執筆者について

古田土 真一

経歴

GMDPコンサルタント(Pharmaceutical Quality Science Advisor)

1979年より田辺製薬(株)(現田辺三菱製薬)にて合成探索研究、プロセス・工業化研究、CMCプロジェクト開発、治験薬QA、コーポレートQAを歴任。2008年より武州製薬(株)にてQA/QCの管理監督。2009年より中外製薬(株)にて治験薬・医薬品のQA業務・品質システムを改革推進。2013年よりアステラス・アムジェン・バイオファーマ(株)にてCMC・Supply Chain・QAの長として業務構築。2015年より三井倉庫ホールディングス(株)にてヘルスケア製品の事業開発アドバイザーとして業務構築。2015年9月より (国立研究開発法人) 国立精神・神経医療研究センター/トランスレーショナル・メディカルセンター臨床研究支援部アドバイザーとして医薬品開発を、また2022年11月からジェダイトメディスン(株)の品質アドバイザーとして医薬品上市を支援中。
医薬品の開発から上市・保管・流通までを品質の側面から一貫した経験を活かし、GMDPコンサルタントとしてGood Practicesの支援依頼に対応中。

※このプロフィールは掲載記事執筆時点での内容となります

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