【第8回】Operational Excellence 実行の勘どころ マスターブラックベルトが語る本音の話

ワークフローの付加価値分析と、OPEX導入ステップで大切なこと

 ここまで企業変革とその勘どころについて、「企業価値を磨く」、「スタート時の難しさ」、「実際にどのように進めるのか」、「問題解決と課題解決のアプローチ」について、Why, How の順番に解説してきました。誰か一人でできるものではなく、従業員が納得し、皆が協力してこそ前に進むものです。
 具体的なWhat 「リーンシックスシグマ手法」の内容紹介の前に、業務プロセス全体を俯瞰する方法を紹介します。

 ワークワークフローの付加価値分析、Value Stream Map(VSM) 
 ヘルスサイエンス業界では新製品開発とGMPに基づいた製造管理と品質管理は最も大切な部分です。ただこれらの管理を厳しくしていくと、開発スピードや生産効率の面でどうしてもビジネス上のコンフリクトが生じます。特に新しい設備を導入する、製造プロセスを見直す際には、バリデーションや変更管理で多大な工数が発生します。大きなことから、小さなことまで、「何かを変える」ということは、この業界では大変なのです。更にはその管理と運営が複雑で、傍から見ると非効率に見えることがあります。半導体工場や最新の自動車製造ラインのような生産設備・施設の完全自動化は難しく、運営は人の手によるものが多いです。少し古い工場、設備になると、なおさら人手がかかります。実はこのような企業、業務でこのVSMは大いに威力を発揮すます。
 改善なんて無理という方は、自分の周りだけを見ている方です。他の人、他の部門の業務まで含めて可視化すると、あちこちに改善のチャンスがでてきます。特に部署と部署の間にある業務には宝が眠っています。これを見つけるのが VSMです。

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