米国FDA/農産物に使用される農業用水の安全性を高めるために食品安全近代化法規則の変更を提案

2021/12/04 ニューストピックス

12/2付で米国FDAから「FDA Proposes Changes to Food Safety Modernization Act Rule to Enhance Safety of Agricultural Water Used on Produce」と題するPress Releaseが発出されています。

農産物の安全性を高めることを目的とした規則案で、農産物の栽培に使用される水の危険性を特定して軽減するのに役立つ包括的な評価を実施することを農場に要求することを提案しています。

筆者の管轄外の農産物用の水に対するものですが、本邦への影響も考慮し、情報としてお伝えしておきます。

関係者および興味のある方は、下記URLのMAPPをご参照ください。
https://www.fda.gov/news-events/press-announcements/fda-proposes-changes-food-safety-modernization-act-rule-enhance-safety-agricultural-water-used

執筆者について

古田土 真一

経歴

GMDPコンサルタント(Pharmaceutical Quality Science Advisor)

1979年より田辺製薬(株)(現田辺三菱製薬)にて合成探索研究、プロセス・工業化研究、CMCプロジェクト開発、治験薬QA、コーポレートQAを歴任。2008年より武州製薬(株)にてQA/QCの管理監督。2009年より中外製薬(株)にて治験薬・医薬品のQA業務・品質システムを改革推進。2013年よりアステラス・アムジェン・バイオファーマ(株)にてCMC・Supply Chain・QAの長として業務構築。2015年より三井倉庫ホールディングス(株)にてヘルスケア製品の事業開発アドバイザーとして業務構築。2015年9月より (国立研究開発法人) 国立精神・神経医療研究センター/トランスレーショナル・メディカルセンター臨床研究支援部アドバイザーとして医薬品開発を、また2022年11月からジェダイトメディスン(株)の品質アドバイザーとして医薬品上市を支援中。
医薬品の開発から上市・保管・流通までを品質の側面から一貫した経験を活かし、GMDPコンサルタントとしてGood Practicesの支援依頼に対応中。

※このプロフィールは掲載記事執筆時点での内容となります

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