エッセイ:エイジング話【第16回】

天才3人と黒楽茶碗

 サッカー少年の時代から天才と呼ばれ、日本代表に十八歳で選ばれた小野伸二は、昨年2019年8月から、J2のFC琉球で活躍しています。同世代の稲本順潤一は、J3のSC相模原で、同じく小野伸二と同世代の高原直泰は、九州地域リーグの沖縄SCの社長兼選手として活躍しています。
 十代からの天才3人は、かつて、欧州や南米チーム一員として世界の舞台で活躍しましたが今は、国内チームの一員として活躍する姿が、日曜日の夕方五時から1時間にわたってBSTVで放映されました。
 


元日本代表MF小野伸二 MF稲本潤一 FW高原直泰 
(写真:FC  RYUKYU&Football ZONE meb&Getty Images)


 彼らが出演したトーク番組も、こちらは、日曜日の朝7時から30分間たっぷりと地上波TVで放映され、生い立ちの異なる三人三様の発言をおもしろく聞きました。
 中でも、天才3人より少し上の世代になる中田英寿は、彼ら天才にとっても、雲の上の存在だったらしく、気軽には話しかけれなかったと口々に語られ、そのまた上の世代となる三浦知良「キング・カズ」へは、「到底なれっこない存在だ」と、口々に語っていました。
 40代となった天才3人が、若い選手と一緒になってボールを追う姿、絶妙な足さばきでボールを保持する姿を日曜日夕食前の番組で見て、彼らよりも一世代上になる筆者は涙腺を熱くしました。

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