医薬品製造におけるバリデーション実践
~「なぜ」を理解し、本質的な取り組み方を身に着ける~
なんのためにバリデーションを行うのか、正しく理解できていますか?
過去の歴史から、最新のバリデーションでは何をやらなければならないのか、解説します!
※本セミナーは、アーカイブ配信の申込が可能です
講演者
株式会社PURMX Therapeutics
顧問 宮嶋 勝春 氏
日程
2026年5月21日(木)10:30-16:30
受講形式
オンライン/オフライン
開催場所
みなとみらいグランドセントラルタワー6階 シーエムプラス本社 セミナールーム
開催概要
●受講料(昼食付):1名47,300円(税込)
1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円(税込)
●講演資料:当日、テキストを配布いたします
●申込締切り:2026年5月13日(水) 15時まで
●よくあるお問合せ一覧はここをクリック
■Web受講の場合:
●受講料:1名47,300円(税込)
1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円(税込)
●講演資料:テキスト郵送(郵送料金は受講料に含む)
●Web(オンライン)セミナー申込要領を必ずご確認ください
■アーカイブ配信をご希望の場合
●利用料:上記受講料に加えて、1名につき9,900円(税込)のオプション料金が追加されます。
●視聴期間:2026年5月28日(木)~2026年6月10日(水) ※期間内、繰り返し視聴が可能です
●申込方法:申込フォーム「3お支払情報 連絡事項」欄に【アーカイブ配信オプション付】とご記入ください。
●備考:
・本オプションを希望され、複数名同時申込された場合、全員がアーカイブ配信付のお申し込みとなります。
・講師との質疑応答は当日のLive受講(会場/Web)のみとなります。
・原則として当日の質疑応答はアーカイブ配信からカットされます。
・会場受講の方もアーカイブ配信をご希望いただくことが可能です。
■セミナーポイント
多くの人はGMPやバリデーションという言葉は知っていても、なぜそうした取り組みが必要になったのか、GMPとバリデーションの違いは何か、今日までそうした取り組みがどう変わってきたのか、そして現在開発・製造現場では、どの様な取り組みが求められているのかを説明できる人は少ない。それに答えるためには、品質保証の歴史を十分理解することが必要になる。
本セミナーでは、こうした基礎的な疑問に答えるとともに、品質リスクマネジメントとQuality by Design(QbD)に基づく製剤開発との関係、管理戦略とバリデーションの係わり、そしてライフサイクルを通した品質保証の本質、さらには装置・設備にバリデーションのプロセス、開発段階に応じたバリデーションの考え方と変更管理など、バリデーションを理解し、実際に実施する時に必要となる最新の情報を提供する。
こうしたバリデーションの解説を通して、数値からStoryに変化した今日の品質保証の考え方を参加者が理解し、製造現場で求められているバリデーションの取り組みに必要となる基礎となる情報を提供する。
■習得可能な事項
・GMPとバリデーションの歴史
・Quality by Designとバリデーションの係わり
・管理戦略とバリデーションの関係
・暗黙知と開発・製造の係わり
・規制文書が求めているバリデーションのポイント
・開発段階に応じた分析法のバリデーションの取り組み
・治験薬GMP下でのバリデーション
・ライフサイクルを通したバリデーションの取り組みの考え方
■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
・バリデーション指針
・Guidance for Industry Process Validation: General Principles and Practices(FDA 2011)
・Guideline on process validation for finished products - information and data to be provided in regulatory submissions(EMA 2016)
・EudraLex Volume 4 EU Guidelines for Good Manufacturing Practice for Medicinal Products for Human and Veterinary Use Annex 15:Qualification and Validation(2015)
・ICH QUALITY RISK MANAGEMENT Q9(R1) Final version Adopted on 18 January 2023
■セミナーキーワード
バリデーション、ベリフィケーション、製品品質の照査、Quality by Design、ライフサイクルマネジメント、知識管理
■セミナー項目
1.歴史と規制文書から理解するGMP・バリデーションの本質
1)品質保証の歴史から考えるGMPとバリデーション
・過去に何があったのか‐GMPとValidationの歴史‐
・GMPとバリデーションの係わり‐バリデーションは、何を保証するものか‐
・GMP・バリデーションはなぜ大変か‐それが求めているものから考える!‐
・FDAによる1987年のプロセスバリデーションガイドライン発行と問題点
2)GMP/バリデーションからQuality by Designにもとづく製剤開発へ
・Quality by Designへと続く問題解決への道のり
・今日求められている製剤開発と品質保証のあるべき姿‐数値から管理戦略へ‐
2.品質保証・製剤開発の基礎となるリスクマネジメント
1)製剤開発とリスクマネジメントの係わり
2)医薬品開発上のリスクの理解が全ての基本‐これまでと何が違うのか‐
・品質リスクマネジメントの具体的なプロセス
・リスクマネジメント実践におけるQ&A
3)リスクマネジメントにおける主観性の最小化とバリデーション
・ICH Q9 (R1)ガイドラインのポイント‐知識管理とは‐
・暗黙知から形式知への取り組み‐80/20ルールとSECIモデル‐
・製造現場における暗黙知
3.製剤設計に基づくバリデーション‐バリデーションに対する新たな取り組み‐
1)製剤設計がバリデーションの基礎となる!
・QbDに基づいた製剤設計とは?‐経験からリスクに基づいた製剤設計へ‐
・どうやって工程を理解するか‐実験計画法の役割り‐
・QbDの結果は管理戦略に帰結する‐管理戦略とは何か‐
・管理戦略の妥当性検証がバリデーション
・製造承認申請とバリデーションの係わり
・QbD導入に伴う製造現場の変化
2)FDAの新たなバリデーションガイダンス‐そのポイント‐
・2011年のガイダンスで何が変わったのか
・Continued Process Verification(Stage 3)への対応
‐具体的な取り組み事例:製剤・分析法‐
・プロセスバリデーション Stage3と変更管理‐ICH Q12ガイドラインへの対応‐
4.バリデーションに関わる規制文書と実施に必要な文書
1)規制文書が求めているバリデーションの要件
・各国規制文書に見るバリデーション
・バリデーション基準からバリデーション指針へ
・バリデーションの種類とそのポイント
2)バリデーション実施に必要な文書
・バリデーションMaster Planとは何か
・バリデーション計画書と報告書作成のポイント
・製造指図記録書原本(Master Batch Record)作成上のポイント
・Logbookの重要性
3)バリデーションと製造販売承認申請書
・どの資料にバリデーションデータを記載するか
5.技術移転とバリデーション‐Scale-upとバリデーション‐
1)製剤設計から生産部門への技術移転‐技術から知識の移転へ‐
・知識移転のポイント
・移転時の同等性をどう検証する‐プロセスと試験法‐
2)治験薬GMPとバリデーション
・治験薬GMPにみる開発段階に応じたバリデーション
・開発段階における治験薬の品質‐同等性と一貫性‐
・治験届、IND、IMPDで求められる治験薬の情報
3)製造装置とバリデーション
・製造装置はなぜバリデーションの対象となるのか
・製造装置のバリデーション‐Stage 1~Stage 3における取り組み‐
6.GMPとバリデーションでは保証できない医薬品品質
1)品質システムとQuality Culture
2)製剤開発とQuality Cultureの係わり
3)良きQuality Culture醸成への取り組み
・Quality Cultureは製造コストに大きく貢献する
7.バイオ医薬品製造プロセスのバリデーション
1)バイオ医薬品の定義と特徴
2)バイオ医薬品製造におけるバリデーションのポイント‐低分子医薬品との比較‐
8.FDA査察におけるバリデーション
1)査察の現状‐区分適合性調査の導入‐
2)査察:どんな準備が必要か指摘を受けたらどう対応するか
3)査察のプロセスにみるバリデーション‐主な指摘事項‐
4)無通告査察の現状
9.まとめ
<質疑応答>
【宮嶋 勝春 氏】
■略歴
1979年4月~2000年2月 ゼリア新薬工業㈱ 中央研究所 製剤研究部
この間、
1984年2月~1986年10月 米国ユタ大学薬学部(Professor W.I.Higuchi教授)に留学
2000年3月~2006年3月 テルモ(株) 研究開発センター 主任研究員
2006年4月~2008年7月 奥羽大学薬学部 准教授
2008年8月~2016年5月 武州製薬(株) 製造技術部 部長
2016年6月~2017年5月 一般社団法人 製剤機械技術学会 事務局長
2017年6月~2021年6月 ナノキャリア(株) 研究部 部長
2021年7月~2023年6月 ナノキャリア(株) 取締役(監査等委員)
2022年4月~2023年3月 富山県立大学 客員教授
2024年5月~2024年12月 (株)パームエックス セラピューティクス シニアディレクター
2025年1月~現在 (株)パームエックス セラピューティクス 顧問
■専門
内服固形製剤の開発、リポソーム製剤の開発、製剤の技術移転など
■本テーマ関連学協会での活動
1999年‐2000年 日本薬学会 評議員
2002年‐2004年 ISPE日本支部 理事
2011年‐2016年 製剤機械技術学会 理事
2016年‐現在 日本薬剤学会 評議員
■注意事項(予めご了承の上、お申込み下さい。)
【申込時】
●受講料はセミナー開催5営業日前の15時までにお振込み下さい。
●定員に達し次第、申込を締め切ります。
●最小開催人数3名に満たない場合、中止とさせて頂きます。
●講師及び当社のコンペティターの場合、受講をお断りする場合がございます。
【セミナー当日】
●名刺を以て受講券とします。お忘れなきようご持参ください。
●録音・録画(静止画・動画)行為は固くお断りします。
●講義中のパソコン・携帯電話等の使用をお断りします。