「モノづくりの君へ」【第19回】

第19回 モノづくりの「人づくり」
1.幹部・管理者養成教育
2.幹部・管理者養成の実践例
3.技術・技能継承教育
  マイスター制度
4.日常の教育 スキルマップ
5.その他の実践例
6."人づくり"におけるトップの役割
 
 

1.幹部・管理者養成教育

 前回、強いMIDDLEこそが会社を救う、そして発展させることを述べたが、その強いMIDDLEを養成する実践例について述べる。
 強いMIDDLEとは『応用問題が解ける人材』である。
 知識を覚えたり、問題の答えを覚えたりしたところで実際の仕事では役に立たない。覚えた知識を使ってどうするか、また変化に応じて新しい知識を吸収し、「自ら気づき」、「自分で考え」、「自分で課題を設定し」、「自分で答えを見つける、」そういう『習慣を身に付けた』人材育成が必要である。
 上司の役割はそのような「機会や環境を設定し」「仕掛けてやる」ことである。
 そして、早めに(30代)選抜、見極めをする。なぜなら工場の幹部・管理者にするには、「それに合ったセンス」が必要である。人にはそれぞれ得手・不得手があり、適正・不適正がある。人づくりには時間がかかるからである。

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