試験検査管理におけるPMDA査察官から見た査察ポイントと指摘事項への
対応及びQAの重要性 
 ~指摘を受けないための日常からの事前対応~

2022/06/15 レギュレーション

レギュレーション(製造) GMP(医薬品) PMDA

本講座では具体的な事例を挙げて、実践と対策ポイントを説明する。
また無通告査察の実態と改正GMP省令についても言及し、改正GMP省令における試験
検査管理の位置づけとQAの重要性を説明する。
できるだけご質問にお応えしますので、講演前に準備されることを期待します。

 

講演者

SANSHO株式会社
顧問/サイエンスアドバイザー 宮木 晃 氏(元PMDA GMPエキスパート)

日程

2022年08月30日(火)13:00-16:30

受講形式

オンライン

開催場所

Web(Liveオンライン配信)

開催概要

●受講料:1名38,500円(税込)
      1社2名以上同時申込の場合,1名につき27,500円(税込)
●申込締切:2022年8月23日(火) 15時
●講演資料:テキストPDF送付
よくあるお問合せ一覧はここをクリック
Web(オンライン)セミナー申込要領を必ずご確認ください。

■講座のポイント 
2022年8月1日に施行された改定GMP省令は日本における無通告査察の実態とPIC/S
GMPへのさらなる整合性を踏まえて発布されたものである。
試験検査管理のハード面、ソフト面の整備・再構築はQA(サイトQA)と合わせて
ますます重要となってきている。
特に無通告査察の実態から製造管理だけではなく、品質管理(試験)にも不備が散見
されているのが現状であることより、指摘を受けないための日常からの事前対応に
ついて説明する。
かかる事情より、本講座では具体的な事例を挙げて、実践と対策ポイントを説明する。
また無通告査察の実態と改正GMP省令についても言及し、改正GMP省令における試験
検査管理の位置づけとQAの重要性を説明する。
できるだけご質問にお応えしますので、講演前に準備されることを期待します。

■受講後、習得できること
・試験検査室のハード・ソフト面をどのように維持・管理すべきかが理解できる。
 ・現在維持している水準を向上させるための重要点を把握できる。
・GMPの中で大きな位置を占める試験検査の重要性を再認識できる。 
・改定GMP省令のポイントを理解できる。


■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
   ・原薬GMPガイドライン
   ・医薬品・医薬部外品GMP試験検査室管理指針
・PIC/SGMPガイドライン
・改定GMP省令

■講演中のキーワード
・OOS
・OOT
・試験記録のレビュー
 ・GMP省令

■講演プログラム 

1.医薬品製造販売承認申請とGMP適合性調査申請について
2.GMP等の規制要件とガイドラインについて
3.試験管理関連のガイドライン
   1)原薬GMPガイドラインの試験室管理
   2)GMP省令の品質管理
   3)医薬品・医薬部外品GMP試験検査室管理指針
   4)PIC/SGMPガイドラインの試験関連
4.試験検査室管理について
 1)試験検査室の査察フロー(ハード)
 2)試験機器のキャリブレーション
      ・定期点検・校正の方法と表示事項
      ・日常点検・校正の方法と記録
  3)標準品、試液、試薬等の管理方法
       ・標準品の保管と使用方法
       ・試液の調製と表示事項
       ・標準品、試液、試薬の使用期限
      4)試験用水の試験
       ・設備の管理
       ・用水の規格 
    5)無菌試験室の管理方法
       ・清浄度の管理    
  6)参考品、保存品の管理
  7)環境モニタリング
        ・培地性能試験
         ・標準菌の管理
  8)参考品、保存品の管理及び安定性試験室又はインキュベーター  
      の管理方法
  9)試験に関するSOP・記録の管理方法(メンテナンス)
  10)試験結果のレビュー(製品品質照査/PQRも含む)
  11)試験委託先の監査、取り決め書及び試験結果の確認   など
5.製造所QA(サイトQA)の重要な役割
6.無通告査察の実態は? 
   1)背景と目的
   2)無通告査察の現状
    3)無通告査察に対する対応
7.改定GMP省令について
  1)背景と趣旨は?
  2)省令の骨子は?
  3)省令の概要(2021年8月1日施行)
8.PMDA等当局の実地調査(査察)における指摘・指導事項とその対応は?
9.改定GMP省令を踏まえた品質保証・品質管理の重要事項と対応は?
10.試験検査の留意点(まとめ)
11.PMDA医薬品品質管理部の動向

<質疑応答>

 



【宮木 晃 氏】

■略歴
 アステラス製薬(株)、ノバルティスファーマ(株)、キリンビール(株)医薬事業本部、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)、上武大学看護学部専任講師、高崎健康福祉大学 TRセンター長を経由して現在に至る。

■専門分野
・国内/海外製造所の医薬品GMPの調査・査察業務
・製剤処方設計の研究(主に固形製剤、注射剤)
・製造販売承認申請のCMC業務
・医薬品製造所の医薬品・生物由来製品の品質保証業務(製造管理者業務)
・治験薬GMP業務
・再生医療製品等GCTPのハード/ドキュメント業務(CPC)
・医薬品元素不純物(ICH Q3D)の分析に係わるPMDA等への対応業務

■本テーマ関連学協会での活動
製剤機械技術学会 監事(2011.10~2017.6)



■注意事項(予めご了承の上、お申込み下さい。)
【申込時】
●受講料はセミナー開催5営業日前の15時までにお振込み下さい。
●定員に達し次第、申込を締め切ります。
●最小開催人数3名に満たない場合、中止とさせて頂きます。
●講師及び当社のコンペティターの場合、受講をお断りする場合がございます。

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