製品品質照査(PQR)のポイント
~製品ライフサイクルを通じた継続的改善に活かすために~

2023/04/11 品質システム

GMP(医薬品) 品質試験 品質システム

GMP省令改正によって法的拘束力が強まったPQRの有効な実施方法とは?
マネジメントレビューとの関係性、上級経営陣の責任は?

※本セミナーは、アーカイブ配信の申込が可能です

講演者

株式会社シーエムプラス
GMP Platform シニアコンサルタント 高橋 治(工学博士)

日程

2023年6月29日(木)10:30-16:30

受講形式

オンライン/オフライン

開催場所

みなとみらいグランドセントラルタワー6階 シーエムプラス本社 セミナールーム

開催概要

●受講料(昼食付):1名44,000円(税込)
           1社2名以上同時申込の場合,1名につき33,000円(税込)
申込締切り:2023年6月21日(水)15時まで
●講演資料:弊社にてテキストを用意し、当日配布いたします。
よくあるお問合せ一覧はここをクリック
 


■Web受講(Live配信)の場合:
●受講料:1名44,000円(税込)
      1社2名以上同時申込の場合,1名につき33,000円(税込)
●講演資料:テキスト郵送(郵送料金は受講料に含む)
Web(オンライン)セミナー申込要領を必ずご確認ください。
 



■アーカイブ配信をご希望の場合
●利用料:上記受講料に加えて、1名につき9,900円(税込)のオプション料金が追加されます。
●視聴期間:2023年7月6日(木)~2023年7月19日(水) ※期間内、繰り返し視聴が可能です
●申込方法:申込フォーム「3お支払情報 連絡事項」欄に【アーカイブ配信オプション付】とご記入ください。
●備考:
 ・本オプションを希望され、複数名同時申込された場合、全員がアーカイブ配信付のお申し込みとなります。
 ・講師との質疑応答は当日のLive受講(会場/Web)のみとなります。
 ・原則として当日の質疑応答はアーカイブ配信からカットされます。
 ・会場受講の方もアーカイブ配信をご希望いただくことが可能です。

■セミナーポイント
 日本のGMP規制に 「製品品質の照査」(以下、PQR)が登場したのは、2001年のICH Q7 「原薬GMPのガイドライン」である。その後、2012年にPIC/S GMPガイド Part I (製剤のGMP)の和訳が 「参考として活用する際の考え方」 として提示され、翌2013年にGMP施行通知によりPQRを含むPIC/S Part Iの適用が指導された。つまり、日本の医薬品製造業では、少なくとも約10年のPQR運用実績があるはずだが、2021年に改正GMP省令で法令要件となった以降も、継続的改善に活かす有効な照査に至っていないケースが少なくないようである。
 そこで本セミナーでは、PQRの位置づけと有効な実施方法について解説するとともに、傾向評価の手法を演習する。

※演習に計算機を使用しますのでご用意ください。
 なお、四則演算のみですので、携帯電話に付いている計算機機能でも十分です。


■受講後,習得できること
・GMPの国際調和における「製品品質の照査」の位置づけ
・継続的改善に活かす経営陣の責任
・照査ツールとしての統計的手法とQuality Metrics

■本テーマ関連の主な法規・ガイドライン
・GMP省令
・PIC/S GMPガイド Part I / Part II
・FDA ドラフトガイダンス “Submission of Quality Metrics Data”

■講演中のキーワード
製品品質照査、PQR(APR)、照査報告書、マネジメントレビュー、Shewhart管理図、工程能力指数、Cpk

■セミナー項目
I.製品品質照査と継続的改善
 1.プロセスバリデーションの新しい考え方
 2.継続的改善の指標としての品質照査
 3.照査報告書の作成: PIC/S GMPガイド Part I の照査項目

  ・製造ロットの照査
  ・出発原料の照査
  ・試験結果/工程管理の照査
  ・逸脱の照査
  ・OOSの照査
  ・返品/苦情/回収の照査
  ・変更の照査
  ・製造販売承認状況の照査
  ・安定性プログラムの照査
  ・設備装置の適格性の照査
  ・ユーティリティーや製造環境の照査
  ・供給者/委託先管理状況の照査
 4.照査の実施時期とマネジメントレビュー


II.傾向評価の手法(演習) 
 5.工程能力指数 Cpk による評価
  ・最終製品の試験結果の照査
 
 6.Shewhart管理図による可視化
  ・最終製品の試験結果の照査
  ・ユーティリティー(精製水)の照査

 7.不具合の発生頻度による評価
  ・逸脱
  ・品質情報(苦情)


<質疑応答>
 



【高橋 治】

■略歴
1987年日本鉱業(現 ENEOS)入社、治験薬GMP体制の立ち上げ、化学合成原薬の製法開発等に従事。2002年以降、住友製薬(現 住友ファーマ)、持田製薬、ノバルティスファーマで品質保証部門に勤務、品質監査を含むGQP業務を担当。2013年9月にシーエムプラス入社、2014年4月に欧州化学工業連盟原薬委員会の監査員認定を取得、現在に至る。

■専門
有機合成化学、医薬品品質システム
 



■注意事項(予めご了承の上、お申込み下さい。)
【申込時】
●受講料はセミナー開催5営業日前の15時までにお振込み下さい。
●定員に達し次第、申込を締め切ります。
●最小開催人数3名に満たない場合、中止とさせて頂きます。
●講師及び当社のコンペティターの場合、受講をお断りする場合がございます。

【セミナー当日】
●名刺を以て受講券とします。お忘れなきようご持参ください。
●録音・録画(静止画・動画)行為は固くお断りします。
●会場では講義中のパソコンの使用をお断りします。
 

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