門外漢にもわかるクラウドのCSV実務

2024/04/06 品質システム

GMP(医薬品) Data Integrity CSV

SaaSのバリデーションとIaaS/PaaSクラウド基盤の適格性評価にお悩みでは?
GxP適合 クラウド基盤適格性評価計画書を提供いたします!

講演者

合同会社 エクスプロ・アソシエイツ
代表 望月 清 氏 ※シーエムプラス提携コンサルタント

日程

2024年6月13日(木)10:30-16:30

受講形式

オンライン/オフライン

開催場所

みなとみらいグランドセントラルタワー6階 シーエムプラス本社 セミナールーム

開催概要

●受講料(昼食付):1名44,000円(税込)
          1社2名以上同時申込の場合,1名につき33,000円(税込)
●テキスト:当日、受付にて配布いたします
●申込締切:2024年6月5日(水) 15時まで
よくあるお問合せ一覧はここをクリック
 



■Web受講の場合:
●受講料:1名44,000円(税込)
       1社2名以上同時申込の場合,1名につき33,000円(税込)
●講演テキスト:テキスト送付先にご記入いただいた住所に郵送いたします
Web(オンライン)セミナー申込要領を必ずご確認ください。
 


■講座の主旨
PIC/SのAnnex11(Computerised Systems)はその原則において以下を求めている。
 ・アプリケーションはバリデートすること
 ・IT基盤は適格性評価すること

クラウドの利用が加速しつつあるが、GxP規制下においてはクラウドに対し上記の要件を満たすバリデーションを実施する必要がある。GxP規制下においてクラウドを使用するうえで実施すべきバリデーションの実践実務を以下の流れで解説する。
 1)GMP省令改正のポイント
 2)CSV、ERES、DIの基礎とFDAの査察指摘
 3)クラウドサービスの基礎とリスク
 4)PIC/Sのコンピュータ要件
 5)クラウドサービスのバリデーション
 6)クラウド基盤のURSと適格性評価
 7)クラウドサービス提供者の適格性評価と監査

本セミナーは、FDAの査察指摘例を交えてCSVとDIの基礎から説明するので、コンピュータに不慣れな方にもクラウドのバリデーション実務を具体的にご理解いただける。
一方、クラウドの提供形態は提供業者により様々であり、特にSaasの形態は多岐におよぶ。したがって、すべての事例をセミナーで網羅するのは難しいので、受講者皆様の個々事例における不明点等は質疑応答にて対応する。

※PIC/S:
 Pharmaceutical Inspection Co-operation Scheme
 医薬品査察協定及び医薬品査察協同スキーム

■キーワード
GMP省令改正、CSV、データインテグリティ、供給者監査、ベンダーオーディット

 



■セミナー項目
1.GMP省令改正における留意点
 ・データインテグリティ、外部委託業者の管理、リスクマネジメント、再バリデーションなど

2.ERESの基礎
 ・電子記録の真正性、見読性、保存性、バックアップ、アーカイブなど

3.CSVの基礎
 ・バリデーションと適格性評価
 ・カテゴリ分類、バリデーションアプローチ、トレーサビリティマトリクス
 ・AI/機械学習システム、アジャイル型開発システムのバリデーション
 ・FDA査察指摘事例

4.データインテグリティの基礎
 ・DI用語:生データ、メタデータ、CPP、オリジナルデータ、真正コピー、ダイナミックデータなど
 ・FDA査察指摘トップ10
 ・DI対応サマリ

5.リスクマネジメントの基礎

6.クラウドサービスの基礎
 ・クラウドとオンプレミス
 ・IaaS、PaaS、SaaS
 ・仮想化環境/仮想化サーバー
 ・可用性と稼働率
 ・クラウド基盤のアーキテクチャ
 ・クラウドサービス提供者

7.クラウドのリスク

8.PIC/Sのコンピュータ要件

9.クラウドのバリデーション
 ・IaaSのCSV
 ・PaaSのCSV
 ・SaaSのCSV

10.クラウド基盤のURS

11.クラウド基盤の適格性評価

12.クラウドサービス提供者の適格性評価と監査
 ・GMP省令改正の要求
 ・供給者監査のFDA査察指摘事例
 ・適格性評価と監査の実施方法
 ・第一者監査 第二者監査 第三者監査

13.クラウド基盤適格性評価計画書の事例紹介


※当日は、日常の業務において困っていることや疑問点などもご質問ください
※事前質問も大歓迎です。開催前に実施するプロフィールアンケートに質問をご記載ください。

 



■主な受講対象者
医薬品や医療機器などGxP規制下でクラウド利用を検討されている以下の様な部門の方々にご参加いただきたいと考えている。
 ・IT、QA、QC、研究部門
 ・製造、製造技術、エンジニアリング

■付録CD
データインテグリティの詳細資料、Part 11、Annex 11、CSV関連の解説や邦訳など、320ファイル余を収載
 



望月 清 氏】

■学協会活動
米国ISPE GAMPデータインテグリティ専門部会メンバー
米国PDA認定コンピュータシステムオーディター
日本QA研究会 GLP-QAプロフェッショナル(GLP-QAP)
日本PDA製薬学会 無菌製品GMP委員会 微生物迅速測定WGメンバー
日本ISPE無菌COP リスクベース環境モニタリングWGリーダー
・Part 11/ERES/CSVに関する講演多数
・データインテグリティ広場 主宰

■略歴
1973年4月    山武ハネウエル株式会社(現アズビル株式会社)入社
2014年4月    アズビル株式会社 退職
2014年4月    エクスプロ・アソシエイツ 代表
2015年4月    合同会社 エクスプロ・アソシエイツ 代表
 

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