経歴
A1 Partners 代表。 九州大学大学院にて薬学博士取得。塩野義製薬およびバイオベンチャー企業で20年超に及ぶ事業開発経験を有する。同社事業開発部/経営企画部 部長を歴任。海外事業経験も豊富で、シオノギシンガポール初代社長、Shionogi Qualicaps, Inc. (米国ノースカロライナ州) Vice President、及び、Shionogi New York Ltd. で臨床開発に従事した。 バイオベンチャー企業で、取締役兼社長執行役員を勤め、バイオベンチャースタートアップ企業の経営経験を有する。日本ファルマアライアンス協会 初代会長として製薬業界へアライアンスマネジメントの普及に貢献した。感染症関連官民連携会議(座長:尾身 茂先生)で、「民」側の代表として、副座長を務めた。日本製薬工業協会 国際委員会 幹事としてグローバルヘルスにも従事した。Blockbuster Tokyo 2021のメンターに選出された。更に、厚生労働省委託 医療系ベンチャー・トータルサポート事業、MEDISO (Medical Innovation Support Office)のサポーターに採択された。
2023/11/10 AD その他
シンガポールでのライフサイエンス産業界の動きについて。
スタートアップバイオベンチャー経営(栄一の独り言)【第13回】
<前回までのあらすじ> シンガポール政府の「戦略的国家プロジェクト」に基づいてアカデミア(シンガポール科学技術研究庁(A*STAR)、シンガポール国立大学(NUS)等)の活動を紹介しました。 <今回のお話:シンガポールでのライフサイエンス産業界の動き> バイオポリス:シンガポール科学技術
2023/10/13 AD その他
イノベーション推進を国家戦略として進めているシンガポールの事例の解説をする。今回はアカデミアの動きを紹介。
スタートアップバイオベンチャー経営(栄一の独り言)【第12回】
シンガポールが進めているライフサイエンス産業におけるイノベーション推進に関する国家戦略に基づいたアカデミアの動きを紹介します。 <前回のあらすじ> シンガポール政府の「スマート・ネーション」構想、「戦略的国家プロジェクト」およびResearch, Innovation & Ent
2023/09/22 AD その他
イノベーション推進を国家戦略として進めているシンガポールの事例の解説をする。
スタートアップバイオベンチャー経営(栄一の独り言)【第11回】
今回からライフサイエンス産業におけるイノベーション推進を国家戦略として進めているシンガポールの事例を研究し、日本のバイオベンチャー育成支援施策の学びとしたいと思います。 1. シンガポールのスマート国家構想 シンガポール政府は、2014年に「スマート・ネーション」構想を発表し、デジタル技術を活
2022/10/28 AD その他
前回に引き続きmRNA医薬CDMOのKey Playerの解説をする。
スタートアップバイオベンチャー経営(栄一の独り言)【第10回】
<執筆者山口様のセミナーも開催> 核酸医薬の事業戦略構築とライセンスの実務ポイント 前回(第9回)は、mRNA医薬CDMOのKey Playerである、「サーモフィッシャーサイエンティフィック社 (パセオン社)」、「リコー(RICOH)」および「アクセリード社(ARCALIS社)」をご紹介致しました
2022/09/23 AD その他
mRNA医薬CDMOのKey Playerの解説をする。
スタートアップバイオベンチャー経営(栄一の独り言)【第9回】
<執筆者山口様のセミナーも開催> 核酸医薬の事業戦略構築とライセンスの実務ポイント これまでご紹介したのは、核酸医薬CDMO(医薬品製造開発受託機関)のKey Playerですが、今回(第9回)と次回(第10回)はmRNA医薬CDMOのKey Playerのお話をします。念のため、この両者の違いを申
2022/08/26 AD その他
今回は、「核酸医薬の事業化を目指すスタートアップベンチャー企業」へ向けて「核酸医薬のCDMOリーディングカンパニーをベンチマークする」と題してお話をします。
スタートアップバイオベンチャー経営(栄一の独り言)【第8回】
今回は、「核酸医薬の事業化を目指すスタートアップベンチャー企業」へ向けて「核酸医薬のCDMOリーディングカンパニーをベンチマークする」と題してお話をします。 核酸医薬品のCDMO分野は、日系の化学メーカーの進出が近年加速しています。その中でもNitto(日東電工)グループの米国Nitto Denko
2022/07/22 AD その他
今回は、「核酸医薬の事業化を目指すスタートアップベンチャー企業」へ向けて「自社の強みを深掘りすると新たな進むべき道が見えてくる」を解説する。
スタートアップバイオベンチャー経営(栄一の独り言)【第7回】
今回は、「核酸医薬の事業化を目指すスタートアップベンチャー企業」へ向けて「自社の強みを深掘りすると新たな進むべき道が見えてくる」と題してお話をします。 世界をコロナ渦から救ったmRNAワクチンに日本の醤油メーカーが大きく貢献しているのをご存じでしょうか? それは、ヤマサ醤油がファイザーやモデルナにシ
2022/06/17 AD その他
核酸医薬を製造委託する場合のCDMO選びのポイントについてお話をします。
スタートアップバイオベンチャー経営(栄一の独り言)【第6回】
今回は、「核酸医薬の創薬・開発を目指すスタートアップベンチャー企業へ」と題してその事業化へ向けて核酸医薬を製造委託する場合のCDMO選びのポイントについてお話をします。 <前回のあらすじ> 核酸医薬は、高い標的特異性と遺伝情報に基づいた創薬設計アプローチが易しいことから需要拡大が期待され
2022/05/20 AD その他
今回は、「核酸医薬の創薬・開発を目指すスタートアップベンチャー企業へ」と題してその動向について。
スタートアップバイオベンチャー経営(栄一の独り言)【第5回】
今回は、「核酸医薬の創薬・開発を目指すスタートアップベンチャー企業へ」と題してその動向についてお話をします。 核酸医薬品の動向 1. 遺伝情報に基づいた創薬設計アプローチが易しいことから核酸医薬品の需要拡大が期待されています。核酸医薬品は高い標的特異性、有効性を持ち、従来の医薬品では標的に
2022/01/07 AD その他
バイオベンチャーの戦略的事業戦略と知財戦略のポイントについて。
スタートアップバイオベンチャー経営(栄一の独り言)【第4回】
<前回のあらすじ> 事業戦略ファースト、事業戦略に応じた知財戦略の順番です。 闇雲に特許出願するのではなく、事業戦略を実施・展開していくのに必要な知財戦略(ライバル企業の参入障壁をどう築くか、ノウハウとして秘匿すべき情報をどう秘匿化するか等)を考えます。基礎研究成果を実用化に結び付ける戦