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教育訓練支援
経歴 布目技術士事務所 技術士 衛生工学部門:水質管理 1972年栗田工業(株)入社、1992年野村マイクロ・サイエンス(株)入社。2011年布目技術士事務所(製薬用水コンサルタント)開設。製薬用水のスペシャリスト。
2023/12/08 AD 施設・設備・エンジニアリング
2つの視点から見た蒸留水(その3)。
エッセイ:エイジング話【第58回】
2つの視点 -その3- これまで、関西・関東の私鉄で乗客への対応の違い、中古車販売会社不祥事報道で明らかになった供給者側視点を取り上げました。いよいよ今回は、WFI製造での装置供給者側視点へ踏み込みます。 外国産・国産を問わず蒸留器は、性能を監視するが如くインライン式導電率計を装備しています。インラ
2023/11/10 AD 施設・設備・エンジニアリング
2つの視点から見た蒸留水(その2)。
エッセイ:エイジング話【第57回】
2つの視点 -その2- どこよりも高く買い安く売るというラジオコマーシャルを聞き、顧客側重視に立った中古車販売会社かと思っていました。ところが、2023年7月になって発覚した不祥事をTV報道から聞くと、そうでは無いことが次々と明らかになりました。 昭和の時代に不動産仲介会社では、よくおとり広告という
2023/10/20 AD 施設・設備・エンジニアリング
2つの視点から見た蒸留水。
エッセイ:エイジング話【第56回】
2つの視点から見た蒸留水-その1- 勤めて1年が経った頃に、業務を一元化する会社方針から大阪設計が無くなり東京へ転勤となりました。それまでは東西二本社制を引いており、東京の設計は海外からの導入技術を広める視点から設計を進めるのに対し、大阪の設計はユーザー要求を実現する視点から設計を進めました。 ユー
2023/09/29 AD 施設・設備・エンジニアリング
スキルに走ると!
エッセイ:エイジング話【第55回】
スキルに走ると! スキルに走ると感動させられない!と訊きます。技巧は極められると見る人を圧倒させる迫力があります。非の打ち所がなく、これでもかと言わんばかり、細かく揃った完璧な技巧から生まれた作品は、鑑賞を越え観る人に対しある種の迫力と緊張感を与えます。 スキルを鍛錬することはモノつくりで必須な姿勢
2023/08/18 AD 施設・設備・エンジニアリング
できる限り近づく。
エッセイ:エイジング話【第54回】
できる限り近づく 痛たまれない事故が続きます。2023年5月に神奈川県相模原市にて信号のある交差点で自転車の学童がトラックにひかれました。トラックの運転手(50歳代)は左折しようとし、歩道を直進する自転車を発見できなかったとニュースが伝えました。 左折車に対して、大人の歩行者も時々怖い体験をします。
2023/07/21 AD 施設・設備・エンジニアリング
試験室にあった蒸留器。
エッセイ:エイジング話【第53回】
試験室にあった蒸留器 痛ましい事故が起こりました。京都府にある木津川(きづがわ)サイクリングロードで正面衝突が起こり、坂道の下手から来た60代のサイクリング者が亡くなりました。 2023年4月1日から自転車へ装着が努力義務化された保護帽(ヘルメット)を、亡くなった人が装着していなかったことから、何度
2023/06/30 AD 施設・設備・エンジニアリング
環境汚染とBOD試験。
エッセイ:エイジング話【第52回】
環境汚染とBOD試験 昭和の早い時代に環境水汚染が深刻になりました。とりわけ、伊勢湾や琵琶湖など閉鎖系水域は年を追う毎に赤潮や藻の発生が進み、行政側も放って置けない状況になりました。 特に、都市部に近い水域の河川は深刻であり生活排水・工場排水からの人工的な汚染の度合いを監視する必要が生じたのです。
2023/05/26 AD 施設・設備・エンジニアリング
ゼロ水と自動。
エッセイ:エイジング話【第51回】
ゼロ水と自動 超純水中にも存在し得る極々微量なイオンを測定する状況、これを上皿はかりで秤量する時に例えるなら髪の毛1本を測る感覚でしょうか、ほこりが付着しない上皿へ異物が一切付着しないピンセットで検体を注意深く載せるに匹敵する操作、ここでクリアしなければならない気の遠くなるような一連の試行錯誤が続き
2023/04/28 AD 施設・設備・エンジニアリング
WFI製造自動化を考える~その3~。
エッセイ:エイジング話【第50回】
WFI製造自動化を考える ~その3~ 50回目は節目でありエイジング=時間軸という命題から、自動化について一から考えます。人が日常的に行っていた動きをじっくりと観察し、これを電気的な制御を伴う連続的操作へ変換させる一連の流れでの完成度合と言いますか、先人達が培ってきたコツと言う言葉で括られ熟練により
2023/03/17 AD 施設・設備・エンジニアリング
WFI製造自動化を考える~その2~。
エッセイ:エイジング話【第49回】
WFI製造自動化を考える ~その2~ 自動化を考えるとき連続的動作か否か?がポイントになります。動かす力(driving force)が与えられると、一定の操作(連続的動作)が継続します。 例えば超ろ過は、UF膜の1次側から水圧を与え続けると超ろ過WFIが連続製造できます。一方蒸留は、蒸留器の1次側