米国FDA/ニトロソアミン不純物を発見した後でも、リファンピンとリファペンチンの不足緩和に取り組んでいるのじゃ1

2020/08/27 ニューストピックス

8/26付で米国FDAから「FDA works to mitigate shortages of rifampin and rifapentine after manufacturers find nitrosamine impurities」と題する声明が出されています。
 
FDAは、製造業者が発ガン性物質のニトロソアミン不純物を発見した後でもリファンピンとリファペンチンの不足緩和に取り組んでいるよといったものです。
 
また本件について、8/26付のRAPSが「FDA addresses nitrosamines in TB drugs」と題して記事に取り上げています。
 
関係者及び興味のある方は、下記URLsのCDER Statement並びにニュース記事をご参照ください。
 
lCDER Statement「FDA works to mitigate shortages of rifampin and rifapentine after manufacturers find nitrosamine impurities
https://www.fda.gov/drugs/drug-safety-and-availability/fda-works-mitigate-shortages-rifampin-and-rifapentine-after-manufacturers-find-nitrosamine
 
l8/26付RAPS「FDA addresses nitrosamines in TB drugs
https://www.raps.org/news-and-articles/news-articles/2020/8/fda-addresses-nitrosamines-in-tb-drugs
 

執筆者について

古田土 真一

経歴

GMDPコンサルタント(Pharmaceutical Quality Science Advisor)

1979年より田辺製薬(株)(現田辺三菱製薬)にて合成探索研究、プロセス・工業化研究、CMCプロジェクト開発、治験薬QA、コーポレートQAを歴任。2008年より武州製薬(株)にてQA/QCの管理監督。2009年より中外製薬(株)にて治験薬・医薬品のQA業務・品質システムを改革推進。2013年よりアステラス・アムジェン・バイオファーマ(株)にてCMC・Supply Chain・QAの長として業務構築。2015年より三井倉庫ホールディングス(株)にてヘルスケア製品の事業開発アドバイザーとして業務構築。2015年9月より (国立研究開発法人) 国立精神・神経医療研究センター/トランスレーショナル・メディカルセンター臨床研究支援部アドバイザーとして医薬品開発を、また2022年11月からジェダイトメディスン(株)の品質アドバイザーとして医薬品上市を支援中。
医薬品の開発から上市・保管・流通までを品質の側面から一貫した経験を活かし、GMDPコンサルタントとしてGood Practicesの支援依頼に対応中。

※このプロフィールは掲載記事執筆時点での内容となります

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