【FDA、米国内の査察回数削減。代わりに?】ASTROM通信<47号より>


株式会社プロス発行のメールマガジン『ASTROM通信』のバックナンバーより記事を抜粋し、一部改編をしたものを掲載いたします。
 
本稿は【2014.04.01】に発行されたものです。
記事の原著は、こちらでご確認下さい。 ASTROM通信バックナンバー
 
 
こんにちは
ASTROM通信担当の橋本奈央子です。
 
待ちに待った桜の花が咲き始めましたが、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
 
さて今回は、FDAがアメリカ国内のGMP査察回数を減らす方針を打ち出したことについて取り上げたいと思います。
 
 
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FDA、米国内の査察回数40%削減。
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アメリカのFDA(Food and Drug Administration :食品医薬品局)は、国内で定期的に実施しているGMP査察を40%削減し、海外の査察を増やすことを計画しています。
この新しい戦略は、アメリカに輸入される薬の質を向上すると共に、国内と海外の査察レベルを一致させることができると期待されているようです。
 
2014年~2015年度に計画されている海外査察件数は843件で、査察対象企業は、過去のコンプライアンス状況や、回収や有害事象を考慮したリスクベースの考え方に基づいて選ばれます。
特に、インドと中国の製造所は、今まで以上に念入りにチェックされることが予想されます。
 
出典:
 
実際、FDAの2014年度分として承認された予算には、FDAのグローバルな監視能力を強化してアメリカに輸入される食品と薬の安全性を向上させ、中国との貿易を増進するための投資が含まれています。

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