英国周遊ドライブ旅行記 2025【第5回(最終回)】

英国半周ドライブ達成 (10~14日目)


はじめに
 政治・経済・社会、そして薬業界において2025年もいろいろな出来事がありましたが、今年も残すところあとわずかですね。私は、塩野義製薬、武州製薬、富士製薬、OLICそしてシオノギファーマのOBとして、これらの会社の動向を常に気にかけており、いまだ現役の皆さんと何らかの形(ゴルフ&飲み会が多いですが…)でコンタクトをとっています。新薬、ジェネリック、CDMOそれぞれが厳しい国際競争の局面に入っておりますが、薬業界のさらなる発展に向けて、今後も微力ながら応援していきたいと思っています。

 さて、今回は英国3,000kmドライブ10日目から最終日の14日目までのラストスパートの模様をお届けします。

1.リバプールからハワースへ


図-1 10-14日目のドライブルート
経路:リバプール~ハワース~イングルボロ・ケーブ~ダービー~グロスター~オックスフォード~ロンドン・ヒースロー空港

 10日目の出発地リバプール(Liverpool)から14日目までのルートを図-1に示します。リバプールの次の行先は、本GMP-Platformの元担当者の推薦もあり、映画「嵐が丘」で有名なあのハワースにしました。この映画は、ずいぶん昔、30-40年前の青春期に確かに見たのですが、ほとんど記憶がなかったので、事前に日本でビデオレンタルしてイメージを膨らましていました。

 ビートルズ一色の2日間が終わった6/6(金)のLiverpoolの朝は6:30に起床、8:30にはホテルを出発、ハワースのブロンテ博物館まで約110km、到着は11時でした。「嵐が丘」作者のエミリー、「ジェーン・エア」作者のシャーロット、そしてアンの3姉妹と長男のブランウェルのブロンテ一家が1820年から1861年まで住んでいた家の内部を、一家が当時住んでいたように再現されていました。当時の彼女らの直筆の日記、部屋、台所、衣装、長男が描いた3姉妹の肖像画、映画「嵐が丘」のワンシーンなど、見どころ満載でした。博物館の後は、メインストリートの散歩です。ハワースらしい曇り空から少し青みが差し込んできて、15℃程度のさわやかで、とても心地よい気候&風景でした。蛇足ですが、博物館内の土産物屋で、勢いで英語版の「Wuthering Heights;嵐が丘」の本を買いましたが、5か月たった今でも私の机の上に2ページ読んだところで積読となっています。。。

 次に向かったのは、ウェブサイトで前日に探した、Ingleborough Caveという洞窟巡りです。

 

 

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