英国周遊ドライブ旅行記 2025【第2回】
ホワイトガーデンから南海岸へ(1~2日目)
はじめに
毎日猛暑が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。私はと言えば、6月の英国旅行から帰国後、7月前半には3泊で沖縄旅行にも行ってきました(現役の皆さん、遊んでばかりで申し訳ありません)。この時にホテル近くの居酒屋で飲んだ泡盛がとても美味しくて、その際自宅に直送した古酒をちびちびと楽しんでいる毎日です。一方、遊び疲れが残っている中、7月の猛暑の中でのゴルフで体調を崩してしまい、1日だけですが、発熱で終日寝込む日がありました。発熱自体、コロナ前の2020年冬以来で5年ぶりになりますが、おそらく熱中症の一歩手前だったと思います、老体に無理は禁物ですね。
さて、今回は5/28(水)のヒースロー空港到着後、南海岸到着までの2日目までをご案内いたします。
1.ヒースロー空港到着(初日)
5/28(水)朝7:30伊丹発、羽田経由でヒースロー空港までの総飛行時間は約14時間、到着したのは、同日の15:40(日本との時差8時間)でした。到着後の最初の仕事は、日本でWeb購入しておいた携帯のeSIM設定と開通ですが、入国審査待ちの間に、ワンタッチの操作で完了しました。次はレンタカーですが、21年前の英国個人旅行時の記憶で、レンタカー会社の営業所は一か所に集約されているという思い込みがあり、あちこち探しましたがそれがなかなか見つかりません。そして、ふと見つけたレンタカー案内板には、バス停の案内表示があるのみでした。そうなのです、当時と違ってもはや飛行場内にはレンタカー会社の営業所はなく、シャトルバスで5-10分程度離れたところに移動していました。そして、やっとレンタカーの契約です。あらかじめ日本で予約していた車はコンパクト、オートマチックの2条件のみでしたが、防犯上の観点から持参したスーツケース2個がトランクに入ることが必要という説明をすると、選択してくれたのがなんと、私が日本で乗っている車と同じTOYOTAのCHRでした。乗り慣れたオートマッチク車で既走行距離も5,000km程度と新しく、ナビゲーションも付帯しており、ほっと胸をなでおろしました。実をいうと、21年前の英国個人旅行時に借りた米国Ford社のFocusは、クラッチ操作が必要なマニュアル車でナビゲーションもなかったからです。
さて、いざ車に乗ってみると驚きました。右ハンドル、左側通行は日本と同じなのですが、ワイパーと方向指示器が日本と逆(ワイパー:右、指示器:左)、距離・速度はマイル表示で、米国と同じでした。走り出したらすぐわかったのですが、道路の制限速度が常に操作画面で表示され、超えるとピピッと警告音が鳴りました。この旅行中にスピード違反がなかったのは、いたるところに設置されているスピードカメラを常に警戒したこととこのシステムのおかげかもしれません。駐車場内で少し運転練習をと考えていたのですが、少し動かすとすぐ出口になってしまい、ぶっつけ本番で初日宿泊予定の空港郊外ホテル(空港から約10km)へ向かうことになってしまいました。
初日のこの日は、高速道路の走行はありませんでしたが、道路幅の狭い田舎道ばかりでずいぶん緊張しました。交差点はほぼすべて信号なしのラウンドアバウトという英国独特のシステムで、21年前の記憶があるので大丈夫と思っていましたが、実際は慣れるのに少々時間がかかりました。ラウンドアバウトの交差点は時計回り、先に進入している車優先、交差点出るときは方向指示器(左)を出すなどの基本形を覚えると、信号で待たされるより良いシステムとも感じてきます。ただ、2日目以降に気づいたのですが、大きな交差点では信号機付きのラウンドアバウトがありました。交通量の多い交差点で信号機なしでは、いつまでも進入できないことがあるのが背景らしいです。
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