《更新》WHO/経口用液剤中のジエチレングリコールおよびエチレングリコールの定量に関するドラフトガイドライン

※初出掲載 (2025.07.22)
※追記更新 (2025.08.13)

7/15付としてWHOから「Determination of diethylene glycol and ethylene glycol in liquid preparations for oral use」と題するドラフトガイドラインが掲載されています。

経口用液剤中のジエチレングリコールおよびエチレングリコールの定量に関するガイドラインです。

小児用咳止めシロップに使用するグリセリン内の不純物(違法な混ぜ物)による被害が未だに発生していることへの対策の一環と思われます。
ちなみに、日本では発生しておりません。
医薬品原料に対する受入試験等でのチェックが行き届いている結果と推測しますが、日本って本当に素晴らしい国です。

関係者および興味のある方は、下記URLのドラフトガイドラインをご参照ください。
https://cdn.who.int/media/docs/default-source/medicines/norms-and-standards/current-projects/2025-07-15-hptlc-degeg-qas25-985-fpc.pdf?sfvrsn=158114d8_3
 

 

【8/13付追記更新】
8/12付のRAPSが「WHO proposes updated method for testing liquid drugs for DEG/EG」と題して記事に取り上げています。

本記事の内容としては、他に7/22付GMP Platformトピック「WHO/国際薬局方への収載案としての高速薄層クロマトグラフィーに関するドラフトガイドライン」、ならびに8/7付トピック「WHO/国際薬局方への改訂案としてのカールフィッシャー法による微量水分測定に関するドラフトガイドライン」についても触れています。

興味のある方は、下記URLのニュース記事をご参照ください。
https://www.raps.org/News-and-Articles/News-Articles/2025/8/WHO-proposes-updated-method-for-testing-liquid-dru
 

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