米国FDA/Developing and Issuing MAPPs for CDER(4000.1Rev.5)

2017/08/24 ニューストピックス

8/23付で米国FDAから「Manual of Policies and Procedures (MAPP) 4000.1Rev.5 Developing and Issuing MAPPs for CDER」と題して内部マニュアルが発出されています。
 
CDER部門のポリシーや手順を文書化し公報を行う内部マニュアルのようです。
GMPで言えば、「文書管理手順書」といったところかと思います。
 
あくまでFDA内部マニュアルですので、これ自体は何の役にも立たないと思いますが、FDAの文書管理に対する考え方が滲み出ているため、「GMP査察時の文書管理手順で注意すべきこと」といった捉え方の参考にするのにも有用かと思います。
 
興味のある方は、下記URLのMAPPをご参照ください
https://www.fda.gov/downloads/AboutFDA/CentersOffices/OfficeofMedicalProductsandTobacco/CDER/ManualofPoliciesProcedures/UCM073002.pdf
 

執筆者について

古田土 真一

経歴

GMDPコンサルタント(Pharmaceutical Quality Science Advisor)

1979年より田辺製薬(株)(現田辺三菱製薬)にて合成探索研究、プロセス・工業化研究、CMCプロジェクト開発、治験薬QA、コーポレートQAを歴任。2008年より武州製薬(株)にてQA/QCの管理監督。2009年より中外製薬(株)にて治験薬・医薬品のQA業務・品質システムを改革推進。2013年よりアステラス・アムジェン・バイオファーマ(株)にてCMC・Supply Chain・QAの長として業務構築。2015年より三井倉庫ホールディングス(株)にてヘルスケア製品の事業開発アドバイザーとして業務構築。2015年9月より (国立研究開発法人) 国立精神・神経医療研究センター/トランスレーショナル・メディカルセンター臨床研究支援部アドバイザーとして医薬品開発を、また2022年11月からジェダイトメディスン(株)の品質アドバイザーとして医薬品上市を支援中。
医薬品の開発から上市・保管・流通までを品質の側面から一貫した経験を活かし、GMDPコンサルタントとしてGood Practicesの支援依頼に対応中。

※このプロフィールは掲載記事執筆時点での内容となります

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