DIA/分散化臨床試験についてのアドバイス

2022/06/25 ニューストピックス

6/24付のRAPSが「DIA: Experts offer advice on conducting decentralized trials」と題する記事を掲載しています。

6/20に米国シカゴで開催されたDrug Information Association(DIA)年会での内容ですが、Decentralized Clinical Trials(DCT:分散化臨床試験)に関しての話です。

COVID-19禍により予想以上に進展したとも言えなくもありませんが、「デジタル技術の進歩および普及によって、スマートフォンやウェアラブル端末を用いて対面を前提としない方法(在宅でも可能)で行う臨床試験」のことです。

被験者とそのデータの信頼性確保に重点が置かれるものとは思いますが、今後の治験の主流になるように思われます。

関係者および興味のある方は、下記URLのニュース記事をご参照ください。
https://www.raps.org/news-and-articles/news-articles/2022/6/dia-experts-offer-advice-on-conducting-decentraliz

執筆者について

古田土 真一

経歴

GMDPコンサルタント(Pharmaceutical Quality Science Advisor)

1979年より田辺製薬(株)(現田辺三菱製薬)にて合成探索研究、プロセス・工業化研究、CMCプロジェクト開発、治験薬QA、コーポレートQAを歴任。2008年より武州製薬(株)にてQA/QCの管理監督。2009年より中外製薬(株)にて治験薬・医薬品のQA業務・品質システムを改革推進。2013年よりアステラス・アムジェン・バイオファーマ(株)にてCMC・Supply Chain・QAの長として業務構築。2015年より三井倉庫ホールディングス(株)にてヘルスケア製品の事業開発アドバイザーとして業務構築。2015年9月より (国立研究開発法人) 国立精神・神経医療研究センター/トランスレーショナル・メディカルセンター臨床研究支援部アドバイザーとして医薬品開発を、また2022年11月からジェダイトメディスン(株)の品質アドバイザーとして医薬品上市を支援中。
医薬品の開発から上市・保管・流通までを品質の側面から一貫した経験を活かし、GMDPコンサルタントとしてGood Practicesの支援依頼に対応中。

※このプロフィールは掲載記事執筆時点での内容となります

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