英国MHRA/Promoting biological standardisation

2016/10/18 ニューストピックス

10/18付で英国MHRAから「Promoting biological standardisation – NIBSC and NIFDS sign MoU」と題するPress Releaseが発出されています。
 
スイスで開催されたExpert Committee on Biological Standardization (ECBS) 会議において、英国NIBSC (the UK’s National Institute of Biological Standards and Control) と韓国NIFDA (the National Institute of Food and Drug Safety Evaluation) が、バイオ医薬品と診断の標準化に向けた協調を推進し、卓越した技術と知識の維持向上に努めるという覚書 (MoU:Memorandum of Understanding) を締結したというものです。
 
本邦に直接関係するものではありませんが、各国それぞれ連携・協調を強化推進することで、技術・知識の共有化により新薬創出に力を入れていくという姿勢は変わらないということのように思えます。
良い新薬を少しでも早く患者に提供し、病気で苦しむ患者が少しでも減ることを期待したいものです。
 
詳細は下記URLのPress Releaseをご参照ください。
https://www.gov.uk/government/news/promoting-biological-standardisation-nibsc-and-nifds-sign-mou
 

執筆者について

古田土 真一

経歴

GMDPコンサルタント(Pharmaceutical Quality Science Advisor)

1979年より田辺製薬(株)(現田辺三菱製薬)にて合成探索研究、プロセス・工業化研究、CMCプロジェクト開発、治験薬QA、コーポレートQAを歴任。2008年より武州製薬(株)にてQA/QCの管理監督。2009年より中外製薬(株)にて治験薬・医薬品のQA業務・品質システムを改革推進。2013年よりアステラス・アムジェン・バイオファーマ(株)にてCMC・Supply Chain・QAの長として業務構築。2015年より三井倉庫ホールディングス(株)にてヘルスケア製品の事業開発アドバイザーとして業務構築。2015年9月より (国立研究開発法人) 国立精神・神経医療研究センター/トランスレーショナル・メディカルセンター臨床研究支援部アドバイザーとして医薬品開発を、また2022年11月からジェダイトメディスン(株)の品質アドバイザーとして医薬品上市を支援中。
医薬品の開発から上市・保管・流通までを品質の側面から一貫した経験を活かし、GMDPコンサルタントとしてGood Practicesの支援依頼に対応中。

※このプロフィールは掲載記事執筆時点での内容となります

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