通訳あるあるネタ【第26回】

2020/08/21 品質システム

前回に引き続き、映画の名セリフをご紹介したいと思います。後半は6-10を1つずつ解説します。

1)“Love means never having to say you’re sorry.”(ある愛の詩、1970年)
2)“When you realize you want to spend the rest of your life with somebody, you want the rest of your life to start as soon as possible.”(恋人たちの予感、1989年)
3)“After all, tomorrow is another day!”(風と共に去りぬ、1939年)
4)“Pay no attention to that man behind the curtain!”(オズの魔法使い、1939年)
5)“I'll be back.”(ターミネーター、1984年)、 “Hasta la vista, baby.” (ターミネーター2、1991年)
6)“Carpe diem. Seize the day, boys.”(いまを生きる、1989年)
7)“There’s no place like home.”(オズの魔法使い、1939年)
8)“May the Force be with you.”(スターウォーズ、1977年)
9)“Frankly, my dear, I don’t give a damn.”(風と共に去りぬ、1939年)
10)"Mama always said life was like a box of chocolates. You never know what you're gonna get."(フォレスト・ガンプ/一期一会、1994年)

6)“Carpe diem. Seize the day, boys.”(いまを生きる、1989年)
原題:Dead Poets Society
1959年、米国バーモント州の超厳格で全寮制の名門進学校 (boarding prep school)にジョン・キーティングという英語教師(ロバート・ウィリアムズ)が赴任してきました。キーティングは同校のOBで、規則に縛られながらもうまく順応してやり過ごしている生徒達に、破天荒な授業を通じて詩の美しさと人生の素晴らしさを説きます。原題の「Dead Poets Society」は、作中に登場するキーティングが学生の頃に結成した読詩サークルの名前であり、邦題の「いまを生きる」は、作中のキーティングのセリフ “Carpe Diem”(英訳は “Seize the day”、直訳は「その日をつかめ」)を意訳したものです。"Carpe diem. Seize the day, boys. Make your lives extraordinary."「今を生きろ。毎日を楽しみ、君たちの人生をかけがえのないものにするんだ」―コロナ禍を生きる私たちの胸に迫るメッセージです。

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執筆者について

西手 夕香里(通訳・翻訳修士)

経歴 シミックホールディングス株式会社人財部Senior Interpreter
シミックファーマサイエンス株式会社信頼性保証本部薬事スタッフ(通訳担当)
Monterey institute of international studies (MIIS) 通訳翻訳修士課程終了。自動車関連大手企業で8年 (うち米国勤務が7年) 、米国系大手製薬企業で3年、社内通訳経験を積んだ後に独立。
規制当局によるGxP査察の通訳を中心に医薬分野でフリーランス通訳をしていたが、グループ会社の査察通訳がきっかけで2016年5月にシミックホールディングスに入社。非臨床と臨床を中心に、基礎研究から市販後までのプロジェクトに通訳・翻訳者として関わる。
※このプロフィールは掲載記事執筆時点での内容となります

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