Operational Excellence 実行の勘どころ マスターブラックベルトが語る本音の話 【第4回】

企業変革、スタート時の難しさ (Why 何故やるの?) その3

Why, How, What をチームで考える
 企業変革、トランスフォーメーションといっても企業により異なり、活動範囲はさまざまです。直近の約20年、いくつかの企業で企業変革をゼロから任され、会社全体、工場全体の変革を進めてきました。上手く進んだこともあれば、失敗もありました。実は失敗から学ぶことの方が多く、苦労して改善を達成した時の喜びは大きなものがあります。私ひとりで進められるものでもなく、上司、多くの同僚を含めたプロジェクト関係者の協力、アイデアと努力の成果です。一緒に業務した仲間には感謝の言葉しかありません。

 第4回になりましたが、私が何故このテーマで執筆しているのか、お伝えしていませんでした。Why が大切と話して、それを説明していなかったので(汗)、ここでお伝えします。
 OPEX推進リーダー(マスターブラックベルト)となり、何度か会社を移籍していますが、職務はほぼ同じです。

  • 複数年のOPEXビジネスプラン、ロードマップを作成し、これを実行推進する
  • グローバル方針とローカル方針を調整
  • 実行プロジェクトの優先順位付けと全体管理(Project Management, PM)
  • OPEX、リーンシックスシグマ手法に関するトレーニング実施
  • OPEXの社内情報共有、ベストプラクティス発表会等のイベント開催
  • 自ら担当してプロジェクトをドライブ、現場でハンズオンでのプロジェクト指導、コーチング などです。

このような業務を通じて、私の中に多くの経験(成功も失敗も)が蓄積されました。

 プロジェクトで悩まれている方、モヤモヤしながら仕事をしている方、企業変革を担う次世代リーダーの方に、少しでもお役にたてればとの気持ちで執筆しています。

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経歴 ※このプロフィールは掲載記事執筆時点での内容となります

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