EU/GDPの抜け穴によるリスク(オンラインファーマシー配送)

8/17付のECA/GMP Newsが「Loophole in GDP Legislation puts Medicinal Products at Risk」と題して興味深い記事を掲載しています。
 
ニュースタイトルは、直訳すれば「法的GDPにおける抜け穴が医薬品にリスクを及ぼす」といったところでしょうか。
 
内容としては、「EU-GDPにおいては、薬局、特にオンラインファーマシーからの配送時の温度管理と時間については言及されておらず、品質保証に問題がある。しかも、そういった事実を患者は知らない」といったものです。
 
この点は本邦におけるオンラインファーマシーでも同じ実情かと思います。
 
筆者の知る限り、WHO-GDPでも「インターネット経由での医薬品販売は公的に登録または認定された郵送販売薬局あるいは認定企業に限定される」としか記載されておらず、今後のオンラインファーマシーの進展を考えた場合のGDP推進の大きなバリアーになるものと予想されます。
 
本ニュース記事に興味のある方は、下記URLのニュース記事をご参照ください。
http://www.gmp-compliance.org/gmp-news/loophole-in-gdp-legislation-puts-medicinal-products-at-risk
 

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