USP/改訂General chapter <1079.1> Storage and Transportation of Investigational Drug Products(治験薬の保管と輸送)

2023/09/11 ニューストピックス

9/11付のECA/GMP Newsが「Storage and Transportation of IMPs」と題する記事を掲載しています。
 
USPの改訂General chapter <1079.1> Storage and Transportation of Investigational Drug Products(治験薬の保管と輸送)に関する内容ですが、2023 年 12 月 1 日に正式に発効されます。

以前のトピックにも記して記憶がありますが、治験薬についての温湿度管理は、開発の初期段階ほど、十分な物性評価も、まして安定性データも無いため、その取扱いはリスクが高いと考えられます。
少なくとも、“Stability budget”は無いと思って良いでしょう。
 
関係者及び興味のある方は、下記URLのニュース記事をご参照ください。

執筆者について

古田土 真一

経歴

GMDPコンサルタント(Pharmaceutical Quality Science Advisor)

1979年より田辺製薬(株)(現田辺三菱製薬)にて合成探索研究、プロセス・工業化研究、CMCプロジェクト開発、治験薬QA、コーポレートQAを歴任。2008年より武州製薬(株)にてQA/QCの管理監督。2009年より中外製薬(株)にて治験薬・医薬品のQA業務・品質システムを改革推進。2013年よりアステラス・アムジェン・バイオファーマ(株)にてCMC・Supply Chain・QAの長として業務構築。2015年より三井倉庫ホールディングス(株)にてヘルスケア製品の事業開発アドバイザーとして業務構築。2015年9月より (国立研究開発法人) 国立精神・神経医療研究センター/トランスレーショナル・メディカルセンター臨床研究支援部アドバイザーとして医薬品開発を、また2022年11月からジェダイトメディスン(株)の品質アドバイザーとして医薬品上市を支援中。
医薬品の開発から上市・保管・流通までを品質の側面から一貫した経験を活かし、GMDPコンサルタントとしてGood Practicesの支援依頼に対応中。

※このプロフィールは掲載記事執筆時点での内容となります

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