【参考】 米国FDA - HHS/食品の化学汚染物質透明性ツール(Chemical Contaminants Transparency Tool)を発表

2025/03/21 ニューストピックス

3/20付で米国FDAから「HHS, FDA Announce Chemical Contaminants Transparency Tool for Foods」と題するNews Releaseが出ています。

『米国保健福祉省(HHS)のRobert F. Kennedy, Jr.長官の指揮の下、米国FDAは化学汚染物質透明性ツール(Chemical Contaminants Transparency Tool:CCT ツール)を発表しました。
これは、人間の食品に含まれる汚染物質の潜在的な健康リスクを評価するために使用される汚染物質レベル (許容値、行動レベル、ガイダンス レベルなど) の統合リストを提供するオンライン検索可能なデータベースです。
化学汚染物質には、食品に含まれる可能性があり、危害を引き起こす可能性のあるさまざまな化学物質が含まれます。』
とのことです。

管轄外の食品関係ですが、先々は本邦にも関係するかと思い、情報としてお伝えしたておきます。

関係者および興味のある方は、下記URLのNews Releaseをご参照ください。
https://www.fda.gov/news-events/press-announcements/hhs-fda-announce-chemical-contaminants-transparency-tool-foods
 

執筆者について

古田土 真一

経歴

GMDPコンサルタント(Pharmaceutical Quality Science Advisor)

1979年より田辺製薬(株)(現田辺三菱製薬)にて合成探索研究、プロセス・工業化研究、CMCプロジェクト開発、治験薬QA、コーポレートQAを歴任。2008年より武州製薬(株)にてQA/QCの管理監督。2009年より中外製薬(株)にて治験薬・医薬品のQA業務・品質システムを改革推進。2013年よりアステラス・アムジェン・バイオファーマ(株)にてCMC・Supply Chain・QAの長として業務構築。2015年より三井倉庫ホールディングス(株)にてヘルスケア製品の事業開発アドバイザーとして業務構築。2015年9月より (国立研究開発法人) 国立精神・神経医療研究センター/トランスレーショナル・メディカルセンター臨床研究支援部アドバイザーとして医薬品開発を、また2022年11月からジェダイトメディスン(株)の品質アドバイザーとして医薬品上市を支援中。
医薬品の開発から上市・保管・流通までを品質の側面から一貫した経験を活かし、GMDPコンサルタントとしてGood Practicesの支援依頼に対応中。

※このプロフィールは掲載記事執筆時点での内容となります

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