厚生労働省/医療機器及び体外診断用医薬品を特定するための符号を割り当てるシステムの取扱いについて

2022/11/11 ニューストピックス

9/14付(追記更新あり)GMP Platformトピック「厚生労働省/医療用医薬品、医療機器 ・体外診断用医薬品等、再生医療等製品を特定するための符号の容器への表示等についての各通知&そのQ&Aについて」としてお伝えした“符号の容器の表示”の関連となりますが、医療機器・体外診断用医薬品について、11/10付で厚生労働省医薬・生活衛生局監視指導・麻薬対策課から薬生監麻発 1110 第5号「医療機器及び体外診断用医薬品を特定するための符号を割り当てるシステムの取扱いについて」が発出されています。

『薬機法の第68条の2の5の規定により行う医療機器及び体外診断用医薬品を特定するための符号のこれら容器への表示については、整備省令による薬機法法律施行規則の第228条の10の10の規定及び「医療機器、体外診断用医薬品等を特定するための符号の容器への表示等について」(令和4年9月13日付け医政産情企発0913第2号・薬生安発0913第2号厚生労働省医政局医薬産業振興・医療情報企画課長、医薬・生活衛生局医薬安全対策課長連名通知)において示されています。医療機器及び体外診断用医薬品を特定するための符号の容器への表示が求められている場合、ISO 13485:2016 7.5.8「Identification」の規定を踏まえ、当該符号を割り当てるシステムを文書化することが望ましい。』
とのことです。

関係者および興味のある方は、下記URLのウェブサイト「薬務通知」の中の通知「1111日薬連発第784医療機器及び体外診断用医薬品を特定するための符号を割り当てるシステムの取扱いについて」をご参照ください。
https://www.toku-seiyakukyo.jp/yakumu.html

執筆者について

古田土 真一

経歴

GMDPコンサルタント(Pharmaceutical Quality Science Advisor)

1979年より田辺製薬(株)(現田辺三菱製薬)にて合成探索研究、プロセス・工業化研究、CMCプロジェクト開発、治験薬QA、コーポレートQAを歴任。2008年より武州製薬(株)にてQA/QCの管理監督。2009年より中外製薬(株)にて治験薬・医薬品のQA業務・品質システムを改革推進。2013年よりアステラス・アムジェン・バイオファーマ(株)にてCMC・Supply Chain・QAの長として業務構築。2015年より三井倉庫ホールディングス(株)にてヘルスケア製品の事業開発アドバイザーとして業務構築。2015年9月より (国立研究開発法人) 国立精神・神経医療研究センター/トランスレーショナル・メディカルセンター臨床研究支援部アドバイザーとして医薬品開発を、また2022年11月からジェダイトメディスン(株)の品質アドバイザーとして医薬品上市を支援中。
医薬品の開発から上市・保管・流通までを品質の側面から一貫した経験を活かし、GMDPコンサルタントとしてGood Practicesの支援依頼に対応中。

※このプロフィールは掲載記事執筆時点での内容となります

連載記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

セミナー

2025年7月2日(水)10:30-16:30~7月3日(木)10:30-16:30

門外漢のためのコンピュータ化システムバリデーション

2025年8月21日(木)10:30-16:30

GMP教育訓練担当者(トレーナー)の育成

CM Plusサービス一覧

※CM Plusホームページにリンクされます

関連サイト

株式会社シーエムプラス

本サイトの運営会社。ライフサイエンス産業を始めとする幅広い産業分野で、エンジニアリング、コンサルティング、教育支援、マッチングサービスを提供しています。

ライフサイエンス企業情報プラットフォーム

ライフサイエンス業界におけるサプライチェーン各社が提供する製品・サービス情報を閲覧、発信できる専門ポータルサイトです。最新情報を様々な方法で入手頂けます。

海外工場建設情報プラットフォーム

海外の工場建設をお考えですか?ベトナム、タイ、インドネシアなどアジアを中心とした各国の建設物価、賃金情報、工業団地、建設許可手続きなど、役立つ情報がここにあります。

※関連サイトにリンクされます