日薬連/「医薬品供給状況にかかる調査」結果の公表について

2022/06/17 ニューストピックス

6/15付で日本製薬団体連合会/安定確保委員会から日薬連発第451号「「医薬品供給状況にかかる調査」結果の公表についてが発出されています。

『先般は「医薬品供給状況にかかる調査」(日薬連発第 397 号)にご協力いただきまして誠にありがとうございました。調査結果につきまして、当連合会ホームページに「日薬連 2022 年 5 月供給状況調査結果」(390 成分規格(約 3,080 銘柄))として公開させていただきました(http://www.fpmaj.gr.jp/)ので、ご連絡させていただきます。』
とのことで、6/17付で日薬連サイトで公開されています。

日薬連サイトでの公開は、6/16付で厚生労働省医政局経済課からの医政経発0616第8号「日本製薬団体連合会からの「医薬品供給状況にかかる調査」結果の公表についての発出に基づいての対応かと思われます。

詳細は、下記URLsの調査結果をご参照ください。

l 日薬連発第451号「「医薬品供給状況にかかる調査」結果の公表について
http://www.toku-seiyakukyo.jp/data/drug_news/2022/1_16554388492142.pdf

l ウェブサイト「医薬品供給状況にかかる調査の結果」~個々の調査結果についてはサイト内のファイルを参照のこと。
http://www.fpmaj.gr.jp/StableProcurement/

余談ですが、調剤薬局に勤めている娘が、「出荷調整とか何とかで、現在の在庫が切れると大変なのよねー!?」とぼやいておりました。
もろ現場の声だと思います。
製造販売業者の皆様、こういう現場の状況、ましてや患者さんの気持ちを理解して安定供給して頂きたいと思います。

執筆者について

古田土 真一

経歴

GMDPコンサルタント(Pharmaceutical Quality Science Advisor)

1979年より田辺製薬(株)(現田辺三菱製薬)にて合成探索研究、プロセス・工業化研究、CMCプロジェクト開発、治験薬QA、コーポレートQAを歴任。2008年より武州製薬(株)にてQA/QCの管理監督。2009年より中外製薬(株)にて治験薬・医薬品のQA業務・品質システムを改革推進。2013年よりアステラス・アムジェン・バイオファーマ(株)にてCMC・Supply Chain・QAの長として業務構築。2015年より三井倉庫ホールディングス(株)にてヘルスケア製品の事業開発アドバイザーとして業務構築。2015年9月より (国立研究開発法人) 国立精神・神経医療研究センター/トランスレーショナル・メディカルセンター臨床研究支援部アドバイザーとして医薬品開発を、また2022年11月からジェダイトメディスン(株)の品質アドバイザーとして医薬品上市を支援中。
医薬品の開発から上市・保管・流通までを品質の側面から一貫した経験を活かし、GMDPコンサルタントとしてGood Practicesの支援依頼に対応中。

※このプロフィールは掲載記事執筆時点での内容となります

連載記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

セミナー

2025年7月2日(水)10:30-16:30~7月3日(木)10:30-16:30

門外漢のためのコンピュータ化システムバリデーション

2025年8月21日(木)10:30-16:30

GMP教育訓練担当者(トレーナー)の育成

CM Plusサービス一覧

※CM Plusホームページにリンクされます

関連サイト

株式会社シーエムプラス

本サイトの運営会社。ライフサイエンス産業を始めとする幅広い産業分野で、エンジニアリング、コンサルティング、教育支援、マッチングサービスを提供しています。

ライフサイエンス企業情報プラットフォーム

ライフサイエンス業界におけるサプライチェーン各社が提供する製品・サービス情報を閲覧、発信できる専門ポータルサイトです。最新情報を様々な方法で入手頂けます。

海外工場建設情報プラットフォーム

海外の工場建設をお考えですか?ベトナム、タイ、インドネシアなどアジアを中心とした各国の建設物価、賃金情報、工業団地、建設許可手続きなど、役立つ情報がここにあります。

※関連サイトにリンクされます