エッセイ:エイジング話【2026年8月】
誘導矢印つき赤信号
バスの車窓から、あれーと思う赤信号を見付けました。この信号機は違和感どころの話ではありません。左折車両が、人を曳いてしまう事故が後を絶ちません。この信号機は左折事故を誘発し兼ねない、これまでのルールを覆す誘導表示を伴っているのです。弱者保護の立場で考察します。

信号機は青で通行、黄で注意、赤で停止と決められた常識が在ります。ルールに例外は付きものですが、この信号機は危険極まりない例外となり、咄嗟にあれーと感じました。
冷静に考えると、車の立場から赤でも止まらずに直進も左折できる、信号を無視しても咎めらえない信号です。
翻って、歩行者の立場から考えると「赤で停止」常識を無視し、交差点内ではいつ車が出て来るか、予想できない信号だと違和感を持ちます。エイジング話70回に続き「左折は危険」をテーマとしました。
そもそも、車は青信号で直進も左折も右折も出来る。であるのに、歩行者は青信号で直進のみしか出来ない。この交通ルールは、強者である車に対するパワーハラ行為を助長し兼ねないと考えて仕舞います。
パワーハラ行為:力のある側から弱者側をいじめる行い
普段、歩行者自転車が青信号を確認し白線内をいざ渡ろうとすると、突然目の前に車が現れることがしばしば有ります。まだしも、ゆっくり進んで来る車なら歩行者自転車は危険を察知しますが、一旦止まろうモノなら、先を通過するよくあるパワーハラ行為です。
また、運転席から歩行者自転車を見付けるなら良いですが、気付かないと事故になります。横断歩道白線内で背丈の低い人と子供三輪車が、巻き込まれて仕舞う事故を聞きます。どうも、大型車両の運転席から背が低い物体を確認し辛いようなのです。
だったら、この機会に赤信号と青信号に対し、見直しを考察しようと思い付きました。冒頭に掲げた信号機が車を誘導する意味は、「右折車に限り赤信号有効」です。整理すると、青信号時は、直進・左折・右折どれも無条件可能ですが、赤信号時は、青色表示矢印に誘導され左折と直進は出来るのです。
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