「マラソン」第19回
44 LAKE BIWA
琵琶湖? またビワイチの話か、と思われたなら早合点だ。
また、トレイルランナーの方なら「Lake Biwa 100(※)」を連想されたかもしれないが、それも違う。
※ Lake Biwa 100:比良山地や鈴鹿山脈を繋ぐ、距離169km、累積標高10,000m超という、文字通り「ネジの飛んだ」猛者たちが集う日本最高峰の100マイルレース。
私が出場したのは「LAKE BIWA TRIATHLON 2」。人生初のトライアスロンに選んだのは、ミドルカテゴリのレースだった。
この年の公称距離は、スイム1.9km、バイク約73km、ラン20kmの合計100km弱。
ところが、開催当日の7月初旬、滋賀県には「熱中症警戒アラート」が発令されていた。
最高気温は、なんと37℃。
あまりの過酷さに、事務局からは「スイムはそのまま、バイクとランの距離を短縮します!」との異例のアナウンスが。
正直、あの灼熱の空の下では、その判断に救われた思いだった。
慣れないウェットスーツに身を包み(脱ぐ練習だけは一度やった)、いよいよスタートラインへ。
コロナ禍のウェーブスタート。
昔取った杵柄で、スイムには少し自信があった私は、図々しくも前方の列に陣取った。
「パォォォン!!(号砲)」
ついに、京一の新しい冒険が始まった。
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