中国:製剤輸入を推進する政策を発表(2018年6月)

2018年5月1日から実施されている抗がん剤の輸入関税ゼロ化(参考:『【速報】中国、抗がん剤の輸入関税ゼロに!』)に次いで、日本を含む海外各国から中国への製剤輸入を推進する政策が発表された。
 
6月20日、中国国務院総理の李克強は国務院常務会議を主宰し、いち早く品質の良い医薬品を国民が使用できるように、以下事項を決定した。
 
一、海外製新薬の中国輸入審査承認の期間短縮
すでに海外で市販された製品の国内での審査を加速する。一部の希少疾病用医薬品、生命を脅かす重篤な疾病の予防・治療用医薬品について、市販承認を簡潔にし、海外で獲得したすべての研究資料を利用し申請することができる。且つ、当局がそれぞれ、3カ月、6カ月以内に審査を完了させるべき。また、輸入化学医薬品に対しては、市販前の登録における品質試験から、市販後の監督における抜き取り検査に変更する。
 
二、抗がん剤の価格低減
抗がん剤の値下げを加速する。医療保険リストに収載された抗がん剤について、各省(区、市)は専門的な入札を実施し、調達する。医療保険リストに収載されていないユニークな抗がん剤については、医療保険リスト収載に関する交渉を実施する。国家医薬品集中調達を試行し、医薬品価格の著しい値下げを実現する。
 
三、不足する医薬品の供給確保
不足する医薬品について供給の安定性モニタリングとアラートを実施し、不足する医薬品と原薬の製造中止について届け出制度を実施し、在庫量を増加することより、患者への医薬品供給の安定性を確保する。
 
Source:中華人民共和国中央人民政府
http://www.gov.cn/premier/2018-06/20/content_5300003.htm
 

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