12/4付のECA/GMP Newsが「China tightens Counterespionage Law - Risk for Audits and Inspections?」と題する記事を掲載しています。
タイトルを直訳すれば、「中国、スパイ防止法強化―監査・査察のリスク？」といったところでしょうか。
中華人民共和国において、本年4月26日に可決し、7月1日に施行された改正スパイ防止法の話です。
前バージョン（2014年末から施行）と比較して、新バージョンでは政府の対スパイ権限が拡大され、この任務における国民の役割が強調されているとのことです。
監査や査察においてどうなるのか、といった内容です。
関係者及び興味のある方は、下記URLsのニュース記事ならびにニュース元をご参照ください。
- 12/4付ECA/GMP News「China tightens Counterespionage Law - Risk for Audits and Inspections?」
- Publications of the US Library of Congress「China: Counterespionage Law Revised」
執筆者について
古田土 真一
経歴
GMDPコンサルタント（Pharmaceutical Quality Science Advisor） 1979年より田辺製薬(株)(現田辺三菱製薬)にて合成探索研究、プロセス・工業化研究、CMCプロジェクト開発、治験薬QA、コーポレートQAを歴任。2008年より武州製薬(株)にてQA/QCの管理監督。2009年より中外製薬(株)にて治験薬・医薬品のQA業務・品質システムを改革推進。2013年よりアステラス・アムジェン・バイオファーマ(株)にてCMC・Supply Chain・QAの長として業務構築。2015年より三井倉庫ホールディングス(株)にてヘルスケア製品の事業開発アドバイザーとして業務構築。2015年9月より (国立研究開発法人) 国立精神・神経医療研究センター／トランスレーショナル・メディカルセンター臨床研究支援部アドバイザーとして医薬品開発を、また2022年11月からジェダイトメディスン(株)の品質アドバイザーとして医薬品上市を支援中。
医薬品の開発から上市・保管・流通までを品質の側面から一貫した経験を活かし、GMDPコンサルタントとしてGood Practicesの支援依頼に対応中。
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