米国FDA/COVID-19パンデミック中におけるバイオ製剤のロットリリース活動を一時停止

2020/03/21 ニューストピックス

3/19付で米国FDAから「Updated Instructions for Submitting Lot Release Samples and Protocols for CBER-regulated Products During the COVID-19 Pandemic」と題する通知が発出されています。
 
新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミック期間中における、CBER管轄下の製品のロットリリース活動を一時停止するといった通知です。
 
影響がどんどん酷くなっていくようです。
 
また本件に伴い、3/20付のRAPSが「CBER Pauses Lot Release Activities Due to Coronavirus」と題して記事に取り上げています。
 
関係者及び興味のある方は、下記URLsの通知並びにニュース記事をご参照ください。
 
l3/19付通知「Updated Instructions for Submitting Lot Release Samples and Protocols for CBER-regulated Products During the COVID-19 Pandemic
https://www.fda.gov/vaccines-blood-biologics/lot-release/updated-instructions-submitting-lot-release-samples-and-protocols-cber-regulated-products-during
 
l3/20付RAPS「CBER Pauses Lot Release Activities Due to Coronavirus
https://www.raps.org/news-and-articles/news-articles/2020/3/cber-pauses-lot-release-activities-due-to-coronavi
 

執筆者について

古田土 真一

経歴

GMDPコンサルタント(Pharmaceutical Quality Science Advisor)

1979年より田辺製薬(株)(現田辺三菱製薬)にて合成探索研究、プロセス・工業化研究、CMCプロジェクト開発、治験薬QA、コーポレートQAを歴任。2008年より武州製薬(株)にてQA/QCの管理監督。2009年より中外製薬(株)にて治験薬・医薬品のQA業務・品質システムを改革推進。2013年よりアステラス・アムジェン・バイオファーマ(株)にてCMC・Supply Chain・QAの長として業務構築。2015年より三井倉庫ホールディングス(株)にてヘルスケア製品の事業開発アドバイザーとして業務構築。2015年9月より (国立研究開発法人) 国立精神・神経医療研究センター/トランスレーショナル・メディカルセンター臨床研究支援部アドバイザーとして医薬品開発を、また2022年11月からジェダイトメディスン(株)の品質アドバイザーとして医薬品上市を支援中。
医薬品の開発から上市・保管・流通までを品質の側面から一貫した経験を活かし、GMDPコンサルタントとしてGood Practicesの支援依頼に対応中。

※このプロフィールは掲載記事執筆時点での内容となります

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