EMA/ICH M7(R1) 補遺を発行

2017/07/27 ニューストピックス

7/27付でEMAから「ICH M7 Assessment and control of DNA reactive (mutagenic) impurities in pharmaceuticals to limit potential carcinogenic risk」と題して、当該ウェブサイトの更新通知がなされています。
《注》 日本語名:「潜在的発がんリスクを低減するための医薬品中DNA反応性(変異原性)不純物の評価及び管理」ガイドライン補遺
 
7/21付で同タイトルのガイドラインが発行され、step 5に至ったことに伴う更新通知ですが、三極として一番乗りかと思います。
発効は2018年2月1日となっています。
 
関係者及び興味のある方は、下記URLsのウェブサイト並びに本ガイドラインをご参照ください。

●本ウエブサイトのURL
http://www.ema.europa.eu/ema/index.jsp?curl=pages/regulation/general/general_content_001316.jsp&mid=WC0b01ac058002956f

●本ガイドラインのURL
http://www.ema.europa.eu/docs/en_GB/document_library/Scientific_guideline/2017/07/WC500231827.pdf
  
なお、本ガイドラインについては、6/22付GMP Platformトピック「【速報】ICHICH M7(R1) 補遺がstep 4」としてお伝えしています。
また、本邦においては、5/31付としてstep 4版がPMDAウェブサイトに掲載(英語原文のみ)されていますが、まだ未発効です。
http://www.pmda.go.jp/int-activities/int-harmony/ich/0036.html
 

執筆者について

古田土 真一

経歴

GMDPコンサルタント(Pharmaceutical Quality Science Advisor)

1979年より田辺製薬(株)(現田辺三菱製薬)にて合成探索研究、プロセス・工業化研究、CMCプロジェクト開発、治験薬QA、コーポレートQAを歴任。2008年より武州製薬(株)にてQA/QCの管理監督。2009年より中外製薬(株)にて治験薬・医薬品のQA業務・品質システムを改革推進。2013年よりアステラス・アムジェン・バイオファーマ(株)にてCMC・Supply Chain・QAの長として業務構築。2015年より三井倉庫ホールディングス(株)にてヘルスケア製品の事業開発アドバイザーとして業務構築。2015年9月より (国立研究開発法人) 国立精神・神経医療研究センター/トランスレーショナル・メディカルセンター臨床研究支援部アドバイザーとして医薬品開発を、また2022年11月からジェダイトメディスン(株)の品質アドバイザーとして医薬品上市を支援中。
医薬品の開発から上市・保管・流通までを品質の側面から一貫した経験を活かし、GMDPコンサルタントとしてGood Practicesの支援依頼に対応中。

※このプロフィールは掲載記事執筆時点での内容となります

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