医薬品製造の生産性向上と成果の見える化
~具体的な取り組み方とその評価およびケーススタディ~

2023/11/15 医薬品

製造(原薬) コスト管理 原価 生産管理

生産性向上とは言っても、何から手を付けて良いか困りますよね?
その取り組み方や成果の見える化、具体例やケーススタディを学びましょう!
※本セミナーは、アーカイブ配信の申込が可能です

講演者

株式会社シーエムプラス
シニアコンサルタント 菱田 純 氏

日程

2024年3月12日(火)13:00-16:30

受講形式

オンライン/オフライン

開催場所

みなとみらいグランドセントラルタワー6階 シーエムプラス本社 セミナールーム

開催概要

●受講料:1名38,500円(税込)
          1社2名以上同時申込の場合,1名につき27,500円(税込)
●講演資料:当日、テキストを配布いたします
●申込締切り:2024年3月4日(月) 15時まで
よくあるお問合せ一覧はここをクリック
 



■Web受講の場合:
●受講料:1名38,500円(税込)
          1社2名以上同時申込の場合,1名につき27,500円(税込)
●講演資料:テキスト郵送(郵送料金は受講料に含む)
Web(オンライン)セミナー申込要領を必ずご確認ください



■アーカイブ配信をご希望の場合
●利用料:上記受講料に加えて、1名につき9,900円(税込)のオプション料金が追加されます。
●視聴期間:2024年3月19日(火)~2024年4月1日(月) ※期間内、繰り返し視聴が可能です
●申込方法:申込フォーム「3お支払情報 連絡事項」欄に【アーカイブ配信オプション付】とご記入ください。
●備考:
 ・本オプションを希望され、複数名同時申込された場合、全員がアーカイブ配信付のお申し込みとなります。
 ・講師との質疑応答は当日のLive受講(会場/Web)のみとなります。
 ・原則として当日の質疑応答はアーカイブ配信からカットされます。
 ・会場受講の方もアーカイブ配信をご希望いただくことが可能です。
 


■セミナーポイント
 医薬品の「モノづくり」において重要なことは、より良い品質(Quality)の医薬品をより安く(Cost)、安定供給(Delivery)することと、それを支える技術(Technology)を高めることです。特に技術面では、生産性向上への追求とその成果を定量的に評価することを求められます。そして、その意義は企業にとって単に利益創出のみならず、品質確保と安定供給においても大きな意味を持っています。
 そこで、本セミナーでは、生産性向上の取り組み方、更に生産性向上の見える化と事例を紹介して、医薬品製造の「モノづくり」における生産性向上全般について分かり易く解説し、その意味を理解して実際の現場での具体的な取り組みへのキッカケ作りの機会とします。

■習得可能な事項
・生産性向上の取り組み
・原価低減活動
・生産性向上の成果の見える化
・「モノづくりカルチャー」について

■キーワード
生産性向上、IE分析、原価低減活動、原価管理、KPI

■セミナー項目
1.医薬品のモノづくりと生産性向上
 ・医薬品工場のものづくりとは
 ・モノづくりで求められる基本要素とその関係
 ・生産性向上とは
 ・製造業における生産性向上のポイント
 ・医薬品製造における生産性向上の意味
 ・生産性向上のパターン
 ・製造現場で生産性向上に取り組むこと
 ・医薬品工場における生産性向上のステップ

2.生産性向上の取り組み-ロスの削減 (時間ロス、収量ロス)-
 ・ロスの顕在化
 ・想定されるロスと製造原価との関係
 ・収量ロス(不良ロス)に対する改善
 ・立上がりロスの改善
 ・作業ロスに対する改善
 ・チョコ停ロスに対する改善
 ・管理ミスやエネルギーロスに対する改善

3.生産性向上の取り組み-設備稼働効率-
 ・設備稼働率とは
 ・設備の安定稼働の意義
 ・TPM活動とは
 ・設備稼働率の評価指標(OEE、TEEP)
 ・設備投資と生産性向上パターン
 ・設備投資効果の評価方法(NPVなど)

4.生産性向上の取り組み-労働生産性-
 ・労働生産性とは
 ・労働生産性とIE
 ・IE分析の手法
 ・M・Mチャートとは
 ・M・Mチャートの分析方法
 ・M・Mチャートの分析事例
 ・M・Mチャートによる改善ポイント事例
 ・要員の多能工化とその進め方

5.生産性向上の取り組み-間接費削減、原価低減の取組み-
 ・間接費削減、原価低減の取り組み
 ・原価低減活動例
 ・損益分岐点と原価低減
 ・医薬品製造における原価低減活動
 ・原価低減の成果のチェックポイント

6.生産性向上成果の見える化
 ・生産性向上とKPI
 ・医薬品生産の流れと成果指標(KPI)
 ・原価管理で用いられる原価差異指標
 ・PL上の原価差額と原価差異指標
 ・生産性を評価するKPI~性能稼働率~
 ・生産性を評価するKPI~要員稼働率~
 ・生産性を評価するKPI~改善活動と達成率~

7.ケーススタディ
 ・ケーススタディ1 設備投資による合理化
 ・ケーススタディ2 設備投資の圧縮
 ・ケーススタディ3 設備投資による作業の合理化
 ・ケーススタディ4 操業形態変更
 ・ケーススタディ5 チョコ停改善によるロス削減
 ・ケーススタディ6 原材料購入方法の見直し

8.まとめ
 ・製造原価と生産性
 ・工場における生産性向上
 ・製造現場での原価低減活動の視点
 ・製造部門の役割、責任とは
 ・「モノづくりカルチャー」と生産性

<質疑応答>
 



【菱田 純 氏】

■略歴
 1980年、第一製薬株式会社(現第一三共株式会社)入社。固形製剤の製剤研究に従事したのち、生産部門に移動。工場建設、本社生産物流企画、工場分社化、2007年、旧三共株式会社との事業統合に伴う生産会社(第一三共プロファーマ株式会社)設立などを担当し、生産に関わるプロジェクトや生産戦略企画実行を経験した。2007年、同社取締役管理部長、同平塚工場長。2014年北里第一三共ワクチン株式会社 取締役副社長兼生産本部長歴任後、2019年に北里第一三共ワクチン株式会社は、第一三共バイオテック株式会社に社名変更。同社顧問を経て、2022年から太陽ファルマテック株式会社 顧問。2017年より株式会社シーエムプラス シニアコンサルタント。

■専門
・製剤技術研究(固形製剤)
・生産管理及び原価管理
・プロジェクト管理及び工場マネジメント
・BSC(特に工場KPI)
・小集団活動

■本テーマ関連学協会での活動
・医薬品工場フォーラム アドバイザー代表(2018~)
・コストをテーマとした発表 2000年~2009年 工場マネージサミット(JMA)
・工場運営の最適化-KPIなどの活用- 第5回製剤技術セミナー(2013年)
・業界内でのKPI勉強会を主催
 

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