経歴 布目技術士事務所 技術士 衛生工学部門:水質管理 1972年栗田工業(株)入社、1992年野村マイクロ・サイエンス(株)入社。2011年布目技術士事務所(製薬用水コンサルタント)開設。製薬用水のスペシャリスト。
2020/12/25 AD 施設・設備・エンジニアリング
エッセイ:エイジング話【第22回】
Cold WFIと蒸留水 Cold WFI という概念が欧州を中心に広まってきました。今回はCold WFIと蒸留水のエイジングを取り上げます。 WFIは注射のために使う用途がごく限定された製薬用水であり、長きにわたり蒸留によって製造されました。各国の行政当局から唯一WFI製造方法として定められてい
2020/11/30 AD 施設・設備・エンジニアリング
エッセイ:エイジング話【第21回】
納涼床と菊水 スズキハッピーモーニングというラジオ番組を、聴きはじめて長くなります。話題を1つ1週間に渡って取り上げます。女優の羽田美智子さんの語り口は、朝の一瞬を、ほっこりさせます。 先日の話題は、川の上に座敷をつくり料理を出す納涼床を、夏の風物詩と紹介しました。納涼床にはさまざまな呼び名があり、
2020/10/26 AD 施設・設備・エンジニアリング
エッセイ:エイジング話【第20回】
茶碗を窯から出す キングカズこと三浦知良(みうらかずよし)氏52歳と10ヶ月は、対サガン鳥栖戦に横浜FCの一員として先発出場し、ヘディングでゴールに絡むシーンが朝6時のTVニュースで放映され、枯れない華麗なエイジングもあることを勇気づけられました。 ゴールへ蹴られたボールに反応するキングカズの動きが
2020/09/25 AD 施設・設備・エンジニアリング
エッセイ:エイジング話【第19回】
薪窯での茶碗の焼成 50歳まで現役投手を務められた山本昌氏は、NHK-BS1の番組「レジェンドの目撃者」で現役を長く続けられた秘訣を3つ語りました。1つは武器であるスクリューボールを覚えたこと、2つは理に適った投げやすいフォーム追求を続けたこと、3つは正月も休まない走り込みでした。 親友で同世代の両
2020/08/28 AD 施設・設備・エンジニアリング
エッセイ:エイジング話【第18回】
対象年齢?は JR横浜駅東京方面へのホームにガチャができる販売機が在って、チコちゃん・キョエちゃんのフィギア収集に嵌りました。 永遠の五歳チコちゃん・キョエちゃんのフィイギアー (タカラトミー発売) 硬貨を入れるとカプセル入りのおもちゃが、ガチャ・ガチャと出てくる販売機をカプセルトイといい、希少
2020/07/27 AD 施設・設備・エンジニアリング
エッセイ:エイジング話【第17回】
茶碗が香る パトカーに追跡された自家用車が歩道に乗り上げ数十メーターも走り、30歳代の女性を轢いてしまいました。また高齢者かと思うと、白い高級車を運転した30歳代の女性は、なぜ逃げたのかも覚えていないと語っていると伝えられました。 ・・・ 東京の三越本店でやきものの個展があり美しい茶碗に魅せられたと
2020/06/19 AD 施設・設備・エンジニアリング
エッセイ:エイジング話【第16回】
天才3人と黒楽茶碗 サッカー少年の時代から天才と呼ばれ、日本代表に十八歳で選ばれた小野伸二は、昨年2019年8月から、J2のFC琉球で活躍しています。同世代の稲本順潤一は、J3のSC相模原で、同じく小野伸二と同世代の高原直泰は、九州地域リーグの沖縄SCの社長兼選手として活躍しています。 十代からの天
2020/05/15 AD 施設・設備・エンジニアリング
エッセイ:エイジング話【第15回】
プレフィルドシリンジ洗浄水質 「免許取得おめでとう」と送られたメールを見ながら運転をしていた若者が橋から落ちたという、不謹慎だが笑ってしまうような外国からの光景が、朝のNHKニュースで紹介されました。 65歳以上が、自家用車を購入するときサポカー補助金が交付されるとTVコマーシャルで知り、新車展示場
2020/04/17 AD 施設・設備・エンジニアリング
エッセイ:エイジング話【第14回】
金属とゴム劣化からシングルユース 台湾北東部宜蘭(ぎらん)県の漁港にかかるアーチ橋が、2019年10月に突如崩落、アーチ橋を通行中のタンクローリー車が落下して、橋桁付近に停泊していた漁船を直撃した事故が起こりました。直接の原因は、金属製のケーブルの切断だったと報道されました。 その後の調査から、ケー
2020/03/19 AD 施設・設備・エンジニアリング
エッセイ:エイジング話【第13回】
ステンレスと寿命 蒸留器の缶体は経年劣化により異物流出が起こることがあります。外見はピカピカに輝いていても、内部は過酷な条件に曝されているからです。蒸留器内で発生するピュアスチームは、缶体側から見ると腐食させるガスと認識する必要があります。 炉内を1000℃以上の高温にする電気炉を、陶器つくり工房で